飛空城の攻撃、防衛で採用するアタッカーを選ぶ時の参考に、2021年9月30日までのリリース済みのユニットの中で殲滅力が高いユニットを調査してランキングを作成しました。
- 評価方法
- 評価条件
- 全体トップ30
- 移動3射程1キャラ トップ10
- 移動3射程2キャラ トップ10
- 移動2射程1キャラ トップ10
- 移動2射程2キャラ トップ10
- 注意点
- 排出キャラの属性割合
- 注目キャラ
- 所感
評価方法
飛空城シミュレーターを使って、全キャラと総当たりで戦闘を行い、先制攻撃で敵を倒せた割合を評価値としてランキングを作成します。
戦闘前に1ターン目のターン開始時に発動するスキルを評価した状態で戦闘を行います。例えば、伝承リリーナやレギンは奥義発動可能な状態で戦闘開始となります。
評価条件
限界突破やステータス補正
攻撃者、被攻撃者の限界突破やステータス補正は以下の条件で評価します。
- 限界突破+10、神竜の花+最大
- 神装がある英雄は神装補正あり
- 神階英雄以外に以下の4つの神階補正あり
- HP+5、攻撃+3
- HP+5、速さ+4
- HP+5、守備+5
- HP+5、魔防+5
攻撃者のみ、全ステに+6の強化が入った状態で評価します。
スキル
攻撃者、被攻撃者のスキルは基本的に初期スキルを装備します。ただし、各スキルは以下のように差し替えます。
攻撃者
- 武器スキル
- 可能なら特殊錬成、汎用武器なら攻撃錬成
- 奥義
- 専用奥義持ちなら専用奥義、それ以外は「月虹」
- Aスキル
- 専用スキルでない場合は「獅子奮迅4」を装備
- Bスキル
- 杖ユニットは「神罰の杖」を装備
- Cスキル
- 何も装備しない
- 聖印
- 全ユニット「攻撃速さ2」を装備
被攻撃者
- 武器スキル
- 可能なら特殊錬成、汎用武器なら攻撃錬成
- 奥義
- 初期スキルのまま
- Aスキル
- 初期スキルのまま
- Bスキル
- 初期スキルのまま
- Cスキル
- 初期スキルのまま
- 聖印
- 何も装備しない
マップ上の配置
マップ上の配置は以下のような配置で評価します。アルフォンス、シャロンが自軍、ソードファイター、ランスファイターが敵軍です。アルフォンスが評価対象となる攻撃者、ソードファイターが被攻撃者になります。攻撃者の周囲2マス以内の味方としてシャロン、被攻撃者の周囲2マス以内の味方としてランスファイターを配置しています。シャロンやランスファイターはスキルを何も装備していないユニットになります。このような配置にする理由は周囲2マスに味方がいる時に発動する効果や孤軍系の効果が発動できるようにするためです。
全体トップ30
順位 | 名前 | 勝率(%) | リリース日 |
---|---|---|---|
1 | 総選挙エイリーク |
91.53 | 2021-08-17 |
2 | 伝承ミカヤ |
90.83 | 2021-08-31 |
3 | ハロウィンチキ |
90.42 | 2020-10-08 |
4 | 総選挙セリカ |
89.58 | 2018-08-21 |
4 | 伝承ディミトリ |
89.58 | 2020-10-30 |
6 | 水着フレイヤ |
87.92 | 2021-07-07 |
7 | 総選挙アルム |
87.5 | 2019-08-16 |
8 | シャーロッテ |
87.36 | 2021-07-19 |
9 | アスタルテ |
87.08 | 2021-05-31 |
10 | 花嫁シャニー |
85.42 | 2021-05-20 |
11 | 忍者リン |
85 | 2020-11-06 |
12 | 伝承カムイ(女) |
84.31 | 2020-08-31 |
13 | 忍者ナバール |
81.53 | 2020-11-06 |
14 | 水着シーダ |
81.53 | 2021-07-07 |
15 | 海賊ヒノカ |
81.11 | 2021-08-05 |
16 | イングリット |
80.97 | 2021-03-05 |
17 | セイロス |
80.56 | 2021-01-28 |
18 | ドーマ |
80.28 | 2019-01-30 |
19 | 比翼エフラム |
80.14 | 2019-11-07 |
20 | ブラミモンド |
79.86 | 2020-03-31 |
21 | ティアモ |
79.58 | 2017-02-02 |
22 | オッテル |
79.31 | 2021-09-30 |
23 | 子供シーダ |
79.17 | 2020-04-20 |
24 | 総選挙マルス |
78.89 | 2021-08-17 |
25 | 子供エイリーク |
78.75 | 2021-04-19 |
25 | 闇ディミトリ |
78.75 | 2021-05-07 |
27 | 伝承ベレト |
78.61 | 2021-06-30 |
28 | クリスマスソティス |
78.47 | 2019-12-16 |
29 | ハロウィンヘクトル |
78.19 | 2019-10-09 |
30 | 闇カムイ(女) |
77.92 | 2019-05-10 |
移動3射程1キャラ トップ10
総選挙アルムは特殊錬成で移動+1されるので移動3として扱っています。
順位 | 名前 | 勝率(%) | リリース日 |
---|---|---|---|
1 | 総選挙エイリーク |
91.53 | 2021-08-17 |
2 | 水着フレイヤ |
87.92 | 2021-07-07 |
3 | 総選挙アルム |
87.5 | 2019-08-16 |
4 | 水着シーダ |
81.53 | 2021-07-07 |
5 | イングリット |
80.97 | 2021-03-05 |
6 | オッテル |
79.31 | 2021-09-30 |
7 | 海賊ティバーン |
77.5 | 2020-08-07 |
8 | 水着フロージ |
76.81 | 2021-07-07 |
9 | 伝承エフラム |
76.67 | 2018-02-28 |
10 | 水着アッシュ |
76.11 | 2021-06-21 |
平均 | 83.82 |
移動3射程2キャラ トップ10
ユーリスは武器効果で移動+1されるので移動3として扱っています。
順位 | 名前 | 勝率(%) | リリース日 |
---|---|---|---|
1 | 緑魔オルエン |
74.44 | 2018-04-11 |
2 | バレンタインリーヴ |
73.75 | 2021-02-05 |
3 | ユーリス |
72.64 | 2021-09-17 |
4 | 春セレナ |
69.44 | 2021-03-17 |
5 | 子供ラーチェル |
67.5 | 2021-04-19 |
6 | 伝承リリーナ |
63.61 | 2020-12-25 |
7 | クリスマスベルナデッタ |
62.36 | 2020-12-17 |
8 | 聖祭リーフ |
59.86 | 2021-09-07 |
9 | セライナ |
57.78 | 2020-12-08 |
10 | 水着セライナ |
55.97 | 2020-06-18 |
平均 | 65.205 |
移動2射程1キャラ トップ10
順位 | 名前 | 勝率(%) | リリース日 |
---|---|---|---|
1 | ハロウィンチキ |
90.42 | 2020-10-08 |
2 | 総選挙セリカ |
89.58 | 2018-08-21 |
2 | 伝承ディミトリ |
89.58 | 2020-10-30 |
4 | シャーロッテ |
87.36 | 2021-07-19 |
5 | 伝承カムイ(女) |
84.31 | 2020-08-31 |
6 | 忍者ナバール |
81.53 | 2020-11-06 |
7 | セイロス |
80.56 | 2021-01-28 |
8 | 比翼エフラム |
80.14 | 2019-11-07 |
9 | ティアモ |
79.58 | 2017-02-02 |
10 | 子供シーダ |
79.17 | 2020-04-20 |
平均 | 84.795 |
移動2射程2キャラ トップ10
順位 | 名前 | 勝率(%) | リリース日 |
---|---|---|---|
1 | 伝承ミカヤ |
90.83 | 2021-08-31 |
2 | アスタルテ |
87.08 | 2021-05-31 |
3 | 花嫁シャニー |
85.42 | 2021-05-20 |
4 | 忍者リン |
85 | 2020-11-06 |
5 | 海賊ヒノカ |
81.11 | 2021-08-05 |
6 | ブラミモンド |
79.86 | 2020-03-31 |
7 | 伝承ベレト |
78.61 | 2021-06-30 |
8 | 子供ヒーニアス |
75.83 | 2021-04-20 |
9 | 伝承リン |
75.69 | 2018-05-01 |
10 | 総選挙リシテア |
74.72 | 2020-08-18 |
平均 | 82.775 |
注意点
実戦にそのまま適用できる評価値ではない
「ハロウィンチキ」や「緑魔オルエン」が各種トップにいますが、これらのユニットは武器にブレード効果を内蔵しています。評価中のユニットは全ステータスに強化+6が入っている前提となり、かつ、被攻撃者はデフォルトスキルで評価するため、ブレード系の効果は有利になります。しかし、実際のゲームにおいては、強化を無効化する「強化無効・遠距離」「強化無効・近距離」などの汎用スキルをはじめ、対策スキルが多く存在するため、ブレード効果は対策されやすいです。
その他、重装ユニットについては、初期スキルで絶対追撃効果を持つユニットは有利となり、守備隊形のように自身を追撃不可にするスキル持ちは不利となります。
このように実際の飛空城での戦闘にそのまま適用できるような評価ではないことには注意して下さい。あくまで参考情報としてみて下さい。
飛空城シミュレーターの戦闘結果が実際のゲームと異なる場合がある
飛空城シミュレーターの戦闘計算処理は全てのスキル効果を手動で実装したものです。これまで多くの不具合を修正してゲームと結果が近くなるよう改善していますが、まだ不具合が残っている可能性があり、実際のゲームと戦闘結果が異なる場合があります。
排出キャラの属性割合
全キャラの属性割合は以下のようになっています。
全キャラと総当たりで戦闘して評価しているため、属性の割合的には「青 > 緑 > 赤」の順で有利となります。レイヴン効果持ち以外に不利を取られない無属性がこの評価において最も有利だと思われます。
注目キャラ
総選挙エイリーク(総合1位)
全キャラトップは総選挙エイリークでした。
- 武器:絆槍レギンレイヴ
- 重装、騎馬特効
- 奥義発動カウント-1により、追撃で月虹が発動
- 戦闘中、全ステ+5、敵からの初撃30%軽減、自分の追撃不可無効
- B:華月の腕輪
- 自身の奥義発動カウント変動量-を無効
- 奥義ダメージ+敵の守備(20+自分の奥義発動カウントの最大値×10)%
ここまでスキル効果で火力盛り盛り、加えて、ステータスもまだわずかしかリリースされていない第6世代のステータスで、かつ、攻撃速さに振られている点からもトップに躍り出るのは納得感があります。
おまけに再移動(2)を持っていて使い勝手もいいので、あらゆるコンテンツで重宝するユニットです。
伝承ミカヤ(総合2位)
歩行ユニットの機動力の低さは気になるものの、2種特効持ちのミカヤシリーズの中ではトップクラスの殲滅力を誇ります。戦闘において弱点の少ない歩行無属性であること、特効に加えて、自分から攻撃時に絶対追撃、そして自分のHPが50%以上という緩い条件で連続攻撃をできるおかげで、反撃を貰う前に多くの敵を倒すことができます。これにより、守備の低さに関わらず、多くの敵を先制攻撃で倒す事ができます。
ユーリス(総合65位、移動3射程2部門3位)
歩行暗器ユニットでありながら、3マス移動が可能です。全体で見るとそこまで殲滅力は高くないものの、移動3、射程2のユニットの中では3位の殲滅力となりました。3マス移動に加えて再移動(2)を持っている点も高く評価できます。おまけに暗器である事から罠解除を装備できるので、飛空城攻撃部隊の主戦力として重宝するユニットです。
伝承エフラム(総合35位、移動3射程1部門9位)
「炎槍ジークムント」の武器錬成と「太陽の腕輪・承」の追加で大化けしたユニット。元から絶対追撃の条件は緩かったので高い殲滅力を持っていました。それが、更に緩くなり、おまけに火力アップ、奥義発動カウント変動量+1の効果を得ました。更に「太陽の腕輪・承」で再移動(2)と自身の奥義カウント変動量-を無効化する効果を得たので、安定して奥義発動が可能になりました。
伝承エフラムは、もともと、巨影討滅戦で疾風迅雷による連続攻撃で大ダメージを叩き出す役割を担えていました。追加効果による奥義の発動しやすさ、再移動効果による移動力の上昇により「疾風迅雷」という応用の幅が広い奥義の適性が大幅にアップしました。これにより、活躍できるコンテンツの幅もかなり広がりました。
総選挙アルム(総合7位、移動3射程1部門3位)
「竜剣ファルシオン」の武器錬成により、移動力が騎馬となった高火力歩行ユニット。3マス移動に加えて、速さが勝ってる物理ユニットに対して見切り・追撃効果 & 反撃不可を発動できる点も他のユニットにはないオンリーワンの特徴です。また、歩行ユニットなので、Bスキルには「回避」スキルや「見切り・反撃不可」「奥義の螺旋」といった騎馬ユニットには装備できない強力なスキルも装備可能です。逆に歩行であるが故に「近影」を装備できない点は大きなデメリットです。
ただし、武器効果の反撃不可は敵の反撃による奥義カウント変動が発生しなくなる副作用があり、「疾風迅雷」適性を下げてしまう要因になる点はデメリットです。「疾風迅雷」を1ターンで発動するには再行動ユニット等とあわせて、複数回の攻撃が必要になってしまいます。
(追記: この記事を公開した時に、「近影」によって「疾風迅雷」の発動しにくさをカバーできるといった事を書いていましたが、総選挙アルムは歩行ユニットであり、近影を装備できなかったので訂正しました。ご指摘くださった方、ありがとうございます。誤った情報を掲載してしまい、申し訳ありませんでした)
武器スキルに条件付きではあれ、現環境で効果的に働きやすい「見切り・追撃効果」を内蔵しているという点は、Bスキルが自由になるという点でとても優れています。
所感
久しぶりに総当たりでランキングを作ってみましたが、やはり客観的な評価をしてみると、自分の主観的な評価に合っていた部分、逆に外れていた部分が見えてきて面白いです。例えば、総選挙エイリークは誰がどう見ても強いのは、客観的に評価してもその通りだったので、確信を持つことができました。アスタルテは神階英雄であるため、神階補正がない状態での評価であることに加え、今回の評価では味方に強化が入らない状況、すなわちブレード効果が発動していない状態での評価値なのですが、それにも関わらず、高い殲滅力となったのは意外でした。
みなさんも自分の主観的な評価と合っていたキャラ、食い違っていたキャラがいるのではないかと思います。意外だったキャラについては、この機会に使ってみると、よりゲームを楽しめる発見があるかもしれません。気になったキャラがいれば、編成に組み込んでみてはいかがでしょうか。