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【FEH】 伝承エーデルガルトを飛空城で迅雷運用する上で最も汎用的なスキル構成

2020/05/14
(2020/05/16 最終更新)
(この記事の文字数: 4448)

伝承エーデルガルトに疾風迅雷を装備させると狂嵐と併せて3回行動が可能です。迅雷型エーデルガルトのスキル構成は大きく分けて3つ挙げられます。

  • アイムール型
  • キラーアクス型
  • 勇者の斧型

この記事では伝承エーデルガルトの迅雷戦法を飛空城で使う場合、これらの3つの型のうちどれがどういう場面で適しているかを評価し、最も汎用的なスキル構成について考察します。


評価方針

以下の考えに基づいて、汎用性を評価します。

  • 全ての防衛を攻略することは目的とせず、あくまで1つの手段として考える
  • ただし、できるだけ多くの防衛を楽に(少ない計算で)攻略できることを重視する

前提

  • 攻撃施設に雷の塔を配置している
  • ベロアや伝承ヘクトルのような味方の奥義カウントを減少させるスキルを持つキャラに依存させない
  • 以下のような立ち回りで攻略することを前提とする
    1. 初撃でエーデルガルトや他の攻めキャラ(リリスやレイラ、2距離騎馬など)で倒し、敵を壊滅状態にする
    2. 敵のターンで残った敵の攻撃を受ける
    3. エナジー資源回収をし、残った敵を倒す

すべてのビルドに必須のスキル、条件

以下はどのスキル構成においても必須となるスキルです。


スキル コメント
奥義 疾風迅雷 3回行動に必須
A 剛剣4 高級スキルなので剛剣3に妥協してもいいが、相手によっては一撃で倒せるかどうかがギリギリな場面があるので、固定ダメージ+5の差は大きい
B 狂嵐 3回行動に必須、竜や獣に追撃を取れる効果は重宝
C 重装の遊撃 2マス移動できないと敵陣にたどり着けない場面が多い。編成に重装の行軍持ちがいるなど、他に2マス移動可能な手段があるなら外しても問題ない

さらに HP は 61 以上とするのは重要です。2020/05/14 現在、重圧の罠の最大レベルでは HP 60 以下に移動制限を付与します。HP 61 以上だと、罠を踏んでそのまま攻撃に向かうことができて立ち回りやすくなります。アイムール、勇者の斧を装備する場合はHP上げの個体値でない限り、HP 61 以上にするには絆を結ぶ必要があります。

アイムール型の使用感

アイムールビルドの画像


スキル コメント
武器 アイムール リリスと組ませる場合は隣接して行動終了すると受け性能が下がるので注意
補助 任意
奥義 疾風迅雷
A 剛剣4
B 狂嵐
C 重装の遊撃
聖印 奥義の鼓動 3回行動に必須

長所

  • 標準の武器スキルなのでコストが最も安い
  • アイムールの武器効果により攻撃、耐久が上がる&追撃を受けない
    • 対応できる防衛の幅が広い
    • 多少のミスがあっても誤魔化せる

短所

  • HPを61以上に(重圧の罠の移動制限を受けなく)するには絆を結んだり、個体値をHP上げにする必要がある
  • 雷の塔を破壊されたり、うまくささらないと、敵を一撃で倒せなくなり、迅雷戦法自体が破綻する場合がある
    • ただ、実戦で雷の塔が破壊されることはそんなに多くない
    • 破壊されても竜や獣には狂嵐で追撃を取れるのでドーマ等を起点にしてどうにかなる場合もある
  • 2回目以降の疾風迅雷を発動するには反撃を受けるなどする必要がある

実際に使った使用感

計算ミスで剛剣が発動しなくて敵を殲滅できず敵陣にエーデルガルトが取り残された場面でも生存するなど、事故耐性が高く扱いやすいです。ただし、もし雷の塔がなかったら無理だったなという場面は多いので雷の塔とセットで使うことは必須です。また、疾風迅雷を1試合で2回以上発動する事は全くなかったので、2回目以降が発動しにくい点は飛空城においては短所にはなりませんでした。飛空城以外のコンテンツ(大英雄戦等)で使用した際はそれなりに気になるレベルの短所に感じました。

以下は実際に実戦で使用した例です。

キラーアクス型の使用感

キラーアクス型の画像


スキル コメント
武器
キラーアクス鍛+ 攻撃錬成
少しでも火力不足を補うために攻撃錬成
補助
任意

奥義
疾風迅雷

A
剛剣4

B
狂嵐

C
重装の遊撃

聖印
鬼神の一撃3
一撃で倒せる範囲を妥協するなら別の聖印にするのもありだが、基本的に敵を1ターンで壊滅させる事が重要なのと、剛剣が発動しないと元も子もないので一撃の威力を高めたい

長所

  • 奥義の鼓動を他のキャラに持たせることができる
  • 武器錬成によりHP+5されるので、絆を結ばなくてもHP61以上に(重圧の罠の移動制限を受けなく)できる
  • 攻撃性能を捨てる前提で良ければ、聖印を自由に付け替えできる
    • 例えば、聖印は重装のブーツにして、Cスキルに幻煙や紫煙、死の吐息にするなど
  • 2回目以降の疾風迅雷も発動しやすい

短所

  • 攻守においては基本的にアイムールビルドの下位互換
    • 敵を一撃で倒せなくなる可能性が上がる
    • 剛剣が発動しない可能性が上がる
    • 敵の攻撃を受けると多くの敵に追撃を取られるため、受けに注意が必要

実際に使った使用感

アイムールに比べると火力や耐久が心もとないですが、それでも雷の塔さえさされば敵のHPは十分一撃で倒せるくらい削れるので、レートが低い時に当たる防衛においてはアイムールとそこまで大きく使用感は変わらない印象です。伝承リーフに奥義の鼓動を渡したいなどの場合は、伝承エーデルガルトにキラーアクス型を採用しても十分運用可能です。

以下は実際に実戦で使用した例です。

勇者の斧型の使用感

勇者の斧ビルドの画像


スキル
コメント
武器
勇者の斧+
勇者の斧は連撃によりダメージ量は大きいが、一撃の攻撃力が最も低く、剛剣が発動しない危険性が高い
補助
任意

奥義
疾風迅雷

A
剛剣4

B
狂嵐

C
重装の遊撃

聖印
鬼神の一撃3
奥義カウント調整を楽にするために奥義の鼓動を持たせたい気もするが、剛剣発動範囲の狭さを補うために攻撃力を補いたい

長所

  • 殲滅力が最も高く、雷の塔がささらなくても突破できる見込みがある
  • 2回目以降の疾風迅雷も発動しやすい(キラーアクス程ではないがアイムールよりは発動しやすい)

以下は敵の守備に対する攻撃78のアイムールと攻撃67の勇者の斧+のダメージ量を比較した表です。守備55付近までは勇者の斧+の方がダメージ量が多い事がわかります。

敵の守備 アイムールのダメージ 勇者の斧+のダメージ
20 58 94
25 53 84
30 48 74
35 43 64
40 38 54
45 33 44
50 28 34
55 23 24
60 18 14
65 13 4

短所

  • HPを61以上に(重圧の罠の移動制限を受けなく)するには絆を結んだり、個体値をHP上げにする必要がある
  • 剛剣が発動しにくい
  • 奥義カウント調整が非常に面倒
  • 敵の攻撃を受けるとほとんどの敵に追撃を取られるため、受けに注意が必要。キラーアクスよりも速さが-5されるので、鈍足の相手にも追撃を取られやすい

実際に使った使用感

疾風迅雷を発動させるために2回の攻撃のうち、1回は追撃を取らないといけないですが、雷の塔がささると追撃なしで敵を倒してしまうので疾風迅雷を発動させるのが難しい場面に多く遭遇しました。雷の塔がささらなかったとしても耐久の低い敵は一撃目で倒してしまうこともそれなりに多いです。

雷の塔を使わないとした場合、斧アイクなど一撃で倒すことができない敵も多く防衛で採用されているので、エーデルガルト迅雷戦法が使えない防衛も増えてしまいます。

相性不利で耐久もそこそこ高い敵を一撃で倒すことができたりするのはメリットに感じましたが、他のキャラで対処可能であるという点と奥義カウント調整に毎回悩まされるデメリットが大きく、今回の評価方針に基づくと最も扱いにくいスキル構成という評価にせざるを得ませんでした。

以下は実際に実戦で使用した例です。

以下は勇者の斧型で迅雷に失敗した例です。

結論(最も汎用性の高かったスキル構成)

奥義の鼓動をエーデルガルトが装備できる場合、アイムール型が剛剣の発動や迅雷後の受けが最も安定していて、大雑把な計算でも成功しやすいです。

武器 アイムール
補助 任意
奥義 疾風迅雷
A 剛剣4
B 狂嵐
C 重装の遊撃
聖印 奥義の鼓動

奥義の鼓動を他キャラが装備している場合、キラーアクス型でも十分運用可能です。アイムール型の下位互換ですが、それでも多くの防衛においてはアイムール型とそこまで使用感は変わらないです。

武器
キラーアクス鍛+ 攻撃錬成
補助
任意
奥義
疾風迅雷
A
剛剣4
B
狂嵐
C
重装の遊撃
聖印
鬼神の一撃3

また、今後重圧の罠のレベル上限が開放された場合、アイムールでは重圧の罠の効果を受ける可能性が出てきてしまいます。ぶちかましで重圧の罠を踏んで、そのまま2マス移動して攻撃するようなシチュエーションはよくあるので、そうなった場合は HP+5 されるキラーアクス鍛+の方が汎用性が高くなるかもしれません。


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