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2024年8月の飛空城防衛攻略: 強い防衛の組み方

2024/08/23
(この記事の文字数: 3922)
著者: マーカス

飛空城は長らく攻城側が有利な環境が続いていましたが、最近防衛側に有利な要素が一気に追加されました。 今回は改めてこの新環境における強い防衛の組み方を振り返ります。

天界一位
防衛成功には、そこでしか味わえない楽しみがある

要点まとめ

強い防衛を構築するために意識すべきポイントは以下の5つです。

  1. 編成ルールに則っている
  2. コンセプトがしっかりしている、あるいはテンプレを意識している
  3. 攻守のバランスが取れている
  4. 射程を多重にしている
  5. 頻出英雄への対策がなされている

これらのポイントを意識していれば、ある程度安定して防衛の成功を取ることができると思います。

1. 編成ルールに則っている

まずは前提として、基本的な編成ルールに則っているかどうかを確認しましょう。

  • 特別枠を編成できる防衛神階を最低1人は編成する
  • 闇のシーズンなら闇の祝福を、理のシーズンなら理の祝福を付与する
  • 最低1人は比翼・双界英雄を編成する

基本的にはこの3つだけ押さえておけば問題ありません。

防衛神階は理シーズンであれば2枠編成が容易ですが、闇神階が弱いため、現状の闇シーズンで神階を2枠編成するのはやや難しいように思われます。

ボーナス防衛神階は、現状では天界でも特に意識して編成している人は少ないように思われます。 役割を持てない神階英雄を編成する余裕はないのと、そもそも週ごとに防衛を見直すのは大変すぎるからです。

比翼・双界英雄を組み込んでいない防衛もたまに見かけますが、ボタンを駆使した予期せぬ攻城を呼び込むため避けましょう。

防衛向きの比翼・双界英雄

現時点で防衛向きの比翼・双界英雄は以下のとおりです。

水着ゴルドマリー
青の近接歩行。付与効果でないため1ターン目から発動する強化無効と攻速の減少で、硬さを重視する防衛と噛み合う。
水着グルヴェイグ
赤の間接騎馬。攻撃後の再行動で裏を取る能力が高いが、防衛のアタッカーを勤めさせるには耐久面のサポートが必要。
花嫁シャロン
青の近接騎馬。こちらは再移動が防衛AIと噛み合わないため採用価値は低め。
子供ルフレ(女)
青の間接歩行。補助後の再行動で奇襲をかけることができるが、補助行動のAIのコントロールに上級者でも非常に苦戦する(補助行動をせずに攻撃に行ってしまう)。七色の囁きに対処できるユニットが複数存在するのも欠点。
ナバタイグレーヌ
青の間接歩行。防衛の間接アタッカーといえば真っ先に名前が上がる。ネルガルをはじめとした歩行ユニットとのシナジーが強力。
バレンタインリオン
緑の間接騎馬。一時期は圧倒的な猛威を振るったが、生の息吹の実装で防衛としての採用価値はほぼ無くなった。
クリスマスベレト
赤の近接重装。防衛における硬さは健在。ただし攻め気の強い相手だと護り手は真っ先に取られるため、比翼双界ボタンの抑制効果は微妙。
ここら辺が最新ではあるのですが、上記はやや採用しづらい環境にあります。そのため古いキャラクターですが以下の2人は頻繁に使用されます。

間接騎馬の踊り子。7枠目トラップの元祖。高い魔防でセイズロックを避け謀策を扱うことができる。優秀。
ハタリアクア
間接騎馬の踊り子。7枠目のキャラに移動+1を渡すことができる。

舞踏祭シグルドは超星4特別チャンスの対象にもなっているので、未所持の方は狙ってみるのもいいかもしれません。

次から本格的な防衛の組み方について見ていきます。

2. コンセプトがしっかりしている、あるいはテンプレを意識している

まずは防衛のコンセプトを決めましょう。本記事のメインの内容として、以下では主要なコンセプトの具体例を紹介します。

  1. 極端な長射程で圧迫し逃げ場をなくす
  2. 移動やワープを抑制し、受けを強要する
  3. 受けるのが困難な高火力アタッカーをサポートし、一撃必殺を狙う
  4. 高耐久で処理しづらいキャラを多く編成し、混戦に持ち込む
  5. トラップや再行動を駆使して裏を奇襲する

上位の防衛を見る限りでは、基本的にこれらの組み合わせです。他人の防衛を模倣する際にもこれらを意識すると良いでしょう。

a. 極端な長射程で圧迫し逃げ場をなくす

以下は言わずとしれた春風圧迫です。

圧迫防衛

射程5のキャラクターを並べて逃げ場を潰していきます。

あまりにも流行ったため、この形を攻めから崩す方法についても研究され尽くしているのが1番の課題になります。

またこの形はアタッカー同士の射程を重ねづらく、思ったよりも受けが成立しやすい点にも注意です。

b. 移動やワープを抑制し、受けを強要する

砂漠の城のように移動不可地形が多いマップに、更にワープ抑制を重ねがけして、非常に攻めづらく受けから入るしかない形をつくります。

砂漠防衛
あまりにも攻めづらいため、運任せで罠を踏んで攻めてくるケースも。

攻めづらいので防御を捨てて、アタッカーにリソースを振ることができるのが利点です。

ただし相手の移動を制限する分、自軍の射程も狭くなりやすく、相手に好きなだけ準備の時間を与え、受けられたり当て逃げされるリスクがあります。

c. 受けるのが困難な高火力アタッカーをサポートし、一撃必殺を狙う

デフォルトのスキル構成で受けが成立しないほどのキャラクターというのは存在しないのですが、特定条件や相性の下で非常に強い特殊なビルドが幾つかあります。 祈りカゲロウはそんなビルドの1つで、祈りから強烈な反射ダメージを持つため、紋章士アイク、響心エイリーク、総選挙アルフォンスといった1発の重い攻城に非常に強く出ることができます。

祈りカゲロウ
0x2とは何だったのか
多くは独特なスキル構成や、周囲のお膳立てが必要になるため、どう攻城にぶつけるかがポイントになります。
祈りカゲロウ配置
紋章士セリカの範囲に入ると、ノートがカゲロウに大応援を行うため、天駆により射程が延長される。

d. 高耐久で処理しづらいキャラを多く編成し、混戦に持ち込む

以下は紋章士アイクをはじめとした、攻城の受け戦術として使用されることの多いキャラクターを防衛に編成した例です。

祈りカゲロウ配置
神獣の蜜が付与された硬度の高いアイクがワープライナによって自陣に突っ込んでくるが、戦闘するとエーギル奪取の効果が発動して更にアイクが強化される。

これらを処理できる高火力の編成を攻城で用意していないプレイヤーに対し、処理に困っている間に後衛の柔らかい攻城神階が倒されてしまう流れを狙います。

現在は非常に高い耐久を持つキャラクターが多数追加される一方、火力が低めになっているため、このコンセプトが有力視されています。

ただし射程が短いため、攻城側が好きなだけ準備をして、雷塔や範囲奥義を絡められるとあっさり沈んでしまう場合があるという欠点があります。

基本的に同キャラクターであれば人間が操作するほうが強い、という点にも留意が必要です。

e. トラップや再行動を駆使して裏を奇襲する

防衛の7枠目が実装された初期からある7枠目の性質を利用した古典的なトラップですが、いまでも天界でよく見かけます。

画像1
7枠目の重装にシグルドが踊って


画像2
シグルドにセリカが応援を行い


画像2
スカビオサに踊ってもらったセリカがズドン

主に紋章士セリカが実装されたことにより、セリカ本人あるいはエンゲージしたアタッカーがどこまでも追ってくる形が強いためです。

無警戒な人からは確実にワンデスが取れるのが魅力ですが、古典的なトラップなので普通はバレます。

図は典型的な形を記述しましたが、護り手を削ってトラップ起動を阻止するために前に出てきたエースを刈り取れるようなつくりとなっていることも多いです。

(上記はセリカを護り手で止めることが難しくなることを優先しています。)


以上、5つのコンセプトに基づく実際の防衛例でした。

以降は、上記のコンセプトに沿って作った防衛が満たしているべきチェックポイントを見ていきます。

3. 攻守のバランスが取れている

以下の防衛マップは、射程のあるアタッカーで圧迫されていて逃げ場がなく、一見強そうに見えます。

balance1
うおお逃げ場なし!護り手も効かない!めっちゃ強い!

しかし、耐久の低い前衛のキャラを切り口にあっさり崩されてしまいます。

balance2
おつかれさまでした。

基本的にアタッカーばかりを編成するのはやめましょう。キャラパワーだけの勝負になりやすいのと、攻め気のあるプレイヤーにはターンを渡してもらえず容易く蹂躙されます。

4. 射程を重ねている

上の悪い例が分かりやすいのですが、攻撃範囲がだだっ広いせいで、下段だとアタッカー1人と攻城キャラ1人の1on1が成立してしまっています。

攻め手は自信のあるところだけ受けて、それ以外は下がれば済むので、受け戦術が非常に容易です。

砂漠防衛
イグレーヌが歩行2人の射程を伸ばした上で、攻め手がどちらかの射程に入ると、イグレーヌが応援した上で一緒に攻撃する。

応援+踊り子、あるいはヘイズルーンの補助後再行動を駆使することで、2人以上が同時に攻撃できるようにしましょう。

5. 頻出英雄への対策がなされている

防衛リプレイを見ていると、どのシーズンであっても、頻繁に使われている受けキャラクターがいることがすぐに分かると思います。

当然、それらを単純に配置するだけ、といった攻城は絶対に阻止したいところです。

例えば紋章士アイクであれば、範囲奥義、七色の囁き、反射ダメージ、超高耐久と不動の姿勢による追撃、再行動による後衛への攻撃、など対策方法は色々あります。

自分で頻出キャラクターを所持しているのであれば、模擬戦でシミュレーションをしておきましょう。

飛空城の攻城プレイヤーのとる戦術は、受けがその殆どを占めています。これは昔から変わりません。

どちらかといえば攻撃的な編成よりも、プレイヤーが受けに回ることを想定してシミュレーションしておくことがオススメです。

まとめ

今回は、2024年8月の飛空城における、防衛の組み方について解説しました。

  1. 編成ルールに則っている
    • 特別枠を編成できる防衛神階を最低1人は編成する
    • 闇のシーズンなら闇の祝福を、理のシーズンなら理の祝福を付与する
    • 最低1人は比翼・双界英雄を編成する
  2. コンセプトがしっかりしている、あるいはテンプレを意識している
    1. 極端な長射程で圧迫し逃げ場をなくす
    2. 移動やワープを抑制し、受けを強要する
    3. 受けるのが困難な高火力アタッカーをサポートし、一撃必殺を狙う
    4. 高耐久で処理しづらいキャラを多く編成し、混戦に持ち込む
    5. トラップや再行動を駆使して裏を奇襲する
  3. 攻守のバランスが取れている
  4. 射程を多重にしている
  5. 頻出英雄への対策がなされている

基本的なポイントを押さえてさえいれば、凸数や高級スキル等がなくても、一定以上の防衛成功は可能です。


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この記事を書いた人

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マーカス

飛空城メインのプレイヤー。飛空城の全シーズンで1位獲得済。 よく等倍エナジーの使い切りで上空を飛んでいます。 好きな原作は烈火と風花。

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コメント(1 件)


1(ID: 3477722595)
2024-08-23 21:31

こんなんタダで見れていいんすか

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