『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』のプレイ中に得たストーリーに関する情報をメモするページです。
- マギ・ヴァル大陸年表
- マギ・ヴァル大陸マップ
- オープニング
- 序章 ルネス陥落
- 1章 脱出行
- 2章 守るべきもの
- 3章 ボルゴ峠の山賊
- 4章 異形の者たち
- 5章 帝国の影
- 5章外伝 砕けぬ心
- 6章 増悪の泥濘
- 7章 水城レンバール
- 8章 陥穽 そして
- エイリーク編 9章 後背の刃
- エイリーク編 10章 カルチノの内乱
- エイリーク編 11章 這いうねる闇
- エイリーク編 12章 静寂の里
- エイリーク編 13章 ハミル渓谷
- エイリーク編 14章 白沙の女王
- エイリーク編 15章 灼けた砂
- エフラム編 9章 リグバルド要塞
- エフラム編 10章 不忠の徒
- エフラム編 11章 幽霊船
- エフラム編 12章 上陸 タイゼル港
- エフラム編 13章 蛍石の誓い
- エフラム編 14章 父と子と
- エフラム編 15章 灼けた砂
- 16章 荒れ果てた王都
- 17章 決別の大河
- 18章 魔の双面
- 19章 残されし希望
- 20章 闇の樹海
- 疑問
- 魔物
- 用語
- 地名
マギ・ヴァル大陸年表
大陸暦 | できごと |
---|---|
元年頃 |
大陸には魔があふれていた。人々は魔物たちに蹂され、なすすべもなく滅びの時を迎えようとしていた。だが、人々が絶望に天を仰いだその時、希望の光が生まれた。 【聖石】魔を退ける力を持った五つの聖なる至宝。英雄グラド率いる勇者たちは【聖石】を手に魔と戦い、ついには魔の王を滅ぼし、その魂を【聖石】に封じる。 大陸から魔は消え去り、人々はようやく乎稳を手に人れた。 (本当はムルヴァの協力のおかげで魔王を封印できた) |
783年 | カーライルはジャハナ王宮の庭園でイシュメアを見かけて一目惚れ。 |
793年以上前 | ヨシュアは王宮を飛び出す。 |
793年 | ゼトは騎士見習いだった。ガルシアはルネス軍の部隊長だった。 |
801年 | ヨシュアとケセルダは傭兵コンビで戦場をかけていた。最後に会ったのが801年。 エフラムはグラド帝国に留学。 |
802年 | 1年前にヴィガルドが病で死亡。 半年前にモニカが死亡。 |
803年 |
グラド帝国がルネス王国に侵攻し、ルネス陥落。ファード死亡。 |
続いてグラドはフレリアにも進軍。 グラド将軍セライナ、ケセルダによってフレリアの聖石が破壊される。 |
マギ・ヴァル大陸マップ
オープニング
古の時代 ……大陸には魔があふれていた。人々は魔物たちに蹂され、なすすべもなく滅びの時を迎えようとしていた。
だが、人々が絶望に天を仰いだその時、希望の光が生まれた。
【聖石】
魔を退ける力を持った五つの聖なる至宝
英雄グラド率いる勇者たちは【聖石】を手に魔と戦い、ついには魔の王を滅ぼし、その魂を【聖石】に封じる。
大陸から魔は消え去り、人々はようやく乎稳を手に人れた。
だが……
オープニング
マギ・ヴァル大陸。古より大陸にはびこっていた魔が滅び、平穏が戻ってから約800年…人々は古より伝承される【聖石】を守護石として国家を形成していた。武勇に長けた【勇王】ファードのルネス王。知略に優れる【賢王】ヘイデンのフレリア王国。美貌で名高い【白沙の女王】イシュメアのジャハナ王国。義にあつい【正教皇】マンセルのロストン聖教国。柔和な人柄の【穏健帝】ヴィガルドのグラド帝国。【聖石】を持つこれらの伝統ある五国家の他に新興の商業国家であるカルチノ共和国を加え、いつしか魔の存在も古の戦いも忘れながら…大陸はまどろみのような穏やかな平和を保っていた。
だが大陸暦803年…突如として大陸全土を巻き込む異変が勃発する。【聖石】を持つ国々の中でも最大の版図を持つグラド帝国が皇帝ヴィガルドの命の下、突如ルネス王国に侵攻を開始した。長年の同盟国であったグラド帝国の攻撃に内陸のルネス王国は反撃もままならず、次々と要所を落とされていった。この戦乱の中、おりしも王都を離れていたルネス王子エフラムの消息も途絶える。勢いに乗ったグラド帝国軍の侵攻はついに王都にまで達し、ルネス王国は今まさに陥落の時を迎えようとしていた…
![]() ファード |
武勇に長けた【勇王】。ルネス王。 |
![]() ヘイデン |
知略に優れる【賢王】。フレリア王。 |
![]() イシュメア |
美貌で名高い【白沙の女王】。ジャハナ女王。 |
![]() マンセル |
義にあつい【正教皇】。ロストン教皇。 |
![]() ヴィガルド |
柔和な人柄の【穏健帝】。グラド皇帝。 |
![]() エフラム |
ルネス王子。 |
序章 ルネス陥落
![]() エイリーク |
心優しく気品のあるルネス王国の王女。ファードの娘、エフラムの妹。 |
![]() ゼト |
ルネス王国に仕えるルネス騎士団の若き将軍。冷静沈着で、鋭い戦術眼を持つ。 ファードの命で、エイリークを連れてフレリアに逃れる。 ルネスから逃れる途中で、ヴァルターの一撃により傷を負う。 |
![]() フランツ |
ルネス王国に仕える騎士。ルネス騎士団所属。真面目で優しい性格。 フレリアに救援を要請するため、伝令に向かう。 |
![]() ヴァルター |
【月長石】のヴァルター。グラド帝国将の一人。 傷を負って逃げるゼトに「逃げろ逃げろ。死ぬ気で逃げ惑え。私たちの楽しい遊びを少しでも長引かせてくれよ?」と発言し、ルネス侵攻をエンタメとして楽しむ残虐な性格が見える。 |
情報
- 王都を離れていたエフラムは消息不明
- グラドとルネスは同盟関係にあった
1章 脱出行
場所:国境ミュラン
フレリア王国の王女ターナは、友であるエイリークの危機を知らされ、彼女を捜すため国境のミュラン城を訪れる。しかし、その時すでにグラド軍の侵攻はフレリア領土にまで及んでおり、ミュラン城はまさに陥落せんとしていたのだ。フレリア軍は城に立てこもり防備を固めるも虚しく、中隊長ブレゲ率いるグラド軍の猛攻によりミュラン城は制圧されてしまう。城内にいたターナは、あえなく人質として牢へと囚われの身となった。一方、ミュラン城の危険を察したゼトは、フレリア王都への迂回を進言する。しかし、グラドの暴虐に苦しむルネスの民の窮状を聞いていたエイリークは、「これ以上、人々がグラド軍の暴虐に晒される様を見過ごせない」とゼトを説得。かくして、ゼトとエイリークはミュラン城奪還のため、一路城へと向かうのだった。
ブレゲは、エイリークまでも捕らえれば大きな手柄となると考え、部下たちにその確保を命じる。だが、その時、思いがけない助けが現れる。伝令として向かっていたフランツと、フレリア東部国境守備隊のギリアムが、エイリークたちの援軍として駆けつけたのだ。
激戦の末、エイリークたちはブレゲを打ち破り、見事ミュラン城を取り戻す。そして、囚われていたターナも無事に救出された。一行は、フレリア王女ターナと共にフレリア王都へと向かった。
王都にたどり着いたエイリークたちは、ヘイデン王の温かい出迎えを受ける。そこでエイリークは、父であるファード王の死、そして双子の兄エフラムの生存を知らされることとなる。それを聞いたエイリークは、無謀にも少ない戦力でエフラムを助けに行くと告げる。グラド軍との交戦に主要な戦力を割かれているフレリアには、エイリークを補助する余力は残されていなかった。せめてものと、ヘイデン王は臣下のヴァネッサ、モルダ、そしてギリアムの三人に、エイリークの旅への同行を命じる。
エイリークとエフラムは、グラド帝国の皇子リオンと親しい間柄だった。穏和なはずのグラド皇帝は、なぜ同盟国であるルネスを襲ったのか。その謎は残されたままだが、エイリークは兄を救い出すため、グラド帝国へと旅立つのだった。
![]() ターナ |
フレリア王国の王女。ヘイデンの娘。エイリークの友達。 |
![]() ギリアム |
フレリア王国に仕える重騎士。フレリア東部国境守備隊所属。 口数は少ないが、頼りになる男。 |
![]() ブレゲ |
グラド帝国の中隊長。1章の敵将。てつのやりを使うアーマーナイト。 |
![]() ヴァネッサ |
フレリア王国に仕える天馬騎士。生真面目な性格。 |
![]() モルダ |
フレリア王国に仕える熟年の神官。穏やかな人柄で皆を和ませる。 |
情報
- ルネス王ファードはルネス城にて無念の最期を遂げた
- エフラムはグラド軍と激戦を繰り広げ、生き残った部下たちと共にグラドへ進撃した。国境を突破し、今はグラド領内のレンバール城近くで孤軍奮闘している(フレリアの天馬隊による報告)
- フレリア王子ヒーニアスは、前線に向かい、グラド軍との激戦を強いられている
- グラド皇子リオンとエイリーク、エフラムは以前から親しかった
2章 守るべきもの
場所:イムの村
ヘイデン王は十分な兵をつけてやれないことを詫びつつも、信頼のおける数名の臣下をエイリークの供につけた。王に感謝しながらエイリークは、兄が戦うグラド帝国領へと出発した。まず向かうのは旧ルネス領辺境の地イム。そこで、エイリークはルネス荒廃の様を目の当たりにすることになる…
![]() ロス |
ルネス王国イムの村出身の、まだ駆け出しの戦士。彼は、戦士だった父を尊敬し、その背中を追いかけている。父のような立派な戦士になることを誓い、日々鍛錬に励んでいる。 |
![]() ガルシア |
ルネス王国イムの村出身。かつては「豪腕」と恐れられた元ルネスの部隊長だった。 十年前までルネス軍に身を置いていた彼は、ルネスの民のために戦い続ける日々の中で、幼い我が子の顔さえろくに知らず、妻を病で早くに亡くしてしまう。残された息子を目の当たりにし、自身の過ちに気づいた彼は、軍を引退。「この子の父として生きる」と誓った。 しかし、立派な戦士へと成長した息子の説得を受け、再び戦場へと赴くことを決意する。 |
![]() セライナ |
グラド帝国の将軍の一人。彼女は、侵攻中の敵国にあるイムの村が盗賊に襲われているのを目撃した際、「村民の命にグラドもルネスも違いはあるまい」として村を助けようとした。敵味方関係なく命を尊ぶ、優しき心を持つ将である。 |
![]() ボン |
バズバの子分。2章の敵将。 |
疑問
- 村を訪れた時、女性の村人が、「かっこいい男の人に助けてもらったの」と言っていたが、この男は誰か?
- セライナに帰還命令が下ったが、グラドで何かあったのか
3章 ボルゴ峠の山賊
場所:ボルゴ峠
腕輪を盗んだ盗賊の足取りを追うエイリークたち。逃亡先の山中は近隣の村々から略奪を繰り返すバズバ山賊団のなわばりだという。自国の民の嘆きを放っておくことはできない。エイリーク達は山賊団の根城へと向かった…
バズバ山賊団を討伐したエイリークたち一行。行くあてのないネイミーとコーマは、エイリークに同行を申し出る。
一方、グラド帝国では、ヴィガルドの命により、ルネス制圧の功績を挙げた三人の将が新たに迎え入れられた。帝国六将として、大陸全土の制覇を目論むグラド帝国。セライナとケセルダにはフレリア攻略、アーヴとデュッセルには帝都防衛、そしてヴァルターとグレンにはエイリークとエフラムをヴィガルドのもとへ連行する任務がそれぞれ与えられた。セライナ、デュッセル、グレンの三将軍は、以前とは人が変わってしまったかのようなヴィガルドの様子に疑問を抱きながらも、その命に従う。得体の知れぬ新たな三将と共に、彼らはそれぞれの任務へと動き出すのだった。
![]() ネイミー |
ルネス王国のラクの村に住んでいた村人。コーマの幼馴染。 子供の頃は祖父とよく狩りに行っており、弓が扱える。 ドジっ子。 手鏡が母の形見であり、コーマはその手鏡を取り戻すためにバズバ山賊団のアジトに乗り込んだ。 |
![]() コーマ |
ルネス王国のラクの村出身。ネイミーとは幼なじみのお調子者。盗みが得意で、エイリークから腕輪を盗むが、ゼトに取り上げられる。 |
![]() バズバ |
バズバ山賊団の頭目。3章の敵将。 |
![]() デュッセル |
グラド帝国の将軍。 |
![]() グレン |
グラド帝国の将軍。 |
![]() ケセルダ |
【虎目石】のケセルダ。砂漠の傭兵上がり。ヴィガルドが任命したグラド帝国の新たな将軍。 |
![]() アーヴ |
【血碧石】のアーヴ。ヴィガルドが任命したグラド帝国の新たな将軍。 |
情報
- ネイミーらのラクの村は、バズバ山賊団に焼かれてなくなってしまった。コーマとネイミー以外は山賊に襲われて…
- ルネスの領土は治める者もなく野放しになっている。ルネスを制圧したグラドが新たに統治を行う様子もない。このままだとルネスは荒れ果てる
- グラドの3人の将軍は、同盟を破棄し、突然ルネスを侵略するヴィガルドを不信に感じている
- ヴィガルドは人の変わったように、得体の知れぬ者たちを次々とグラド軍に起用し、更なる戦の拡大を進める
- ヴィガルドは、3人の将軍だけでは残りの国々を制するには足りないとし、ルネス攻略で功績をあげた3人アーヴ、ケセルダ、ヴァルターを新たな将とした。6人の将軍で大陸の制覇をなさんとする
- セライナ、ケセルダはフレリア攻略、アーヴ、デュッセルは帝都防衛、ヴァルター、グレンはエイリーク、エフラムをヴィガルドの前に連れてくる任務
4章 異形の者たち
場所:ザッハの古森
大切な腕輪を再び身につけ、エイリークは決意も新たに出発する。西からザッハの古森を抜ければ、国境の街セレフィユは近い。心配していたグラド兵の姿もなく、胸をなでおろすエイリーク。だが森の中には、見たこともない異形の影がうごめていた…
エイリークたちは魔物たちを一掃し、念のためその骸を焼き払った。そこへ、魔物に襲われた人々を助けるため、ロストン聖教国のラーチェル一行が駆けつける。しかし、既に魔物は一掃された後だった。ラーチェルはエイリークたちに名を名乗ることなく、「また会いましょう」と言い残し、去っていった。
ゼトは、魔物が現れた現状ではこれ以上前進するのは危険すぎると進言する。だがエイリークは、だからこそ一刻も早く兄を助けなければと、さらに先を急ぐのだった。
![]() アスレイ |
ルネス王国出身の聖職者。 信仰心に厚く純真な青年。 |
![]() ルーテ |
ルネス出身の女魔道士。 自らを優秀と呼ぶ若き智者。 |
![]() ラーチェル |
ロストン聖教国の光の… |
![]() ドズラ |
ラーチェルの従者 |
![]() レナック |
ラーチェルの従者 |
5章 帝国の影
場所:セレフィユの街
大陸各地にわき出した魔物たちの不吉な影…兄エフラム援軍の旅はより困難なものとなった。エイリークはしかし、危険を承知でなおも前進を決意する。ルネス、グラドの国境の位置するセレフィユの街。人の行き交いが盛んなこの街は古くから両国の友好の証とされ、幼い頃、グラド帝国皇子リオンと親交のあったエイリークには懐かしい場所でもある。だが、この街も今はグラド帝国の占領下にあった…
![]() ヨシュア |
グラドに雇われた傭兵。 ギャンブル好き。 |
![]() ナターシャ |
グラド帝国出身のシスター。 グラド帝国の神殿で働いていた。 真面目でしとやかな美しい女性。 グラド帝国から裏切り者として追われる。 |
![]() ザール |
セレフィユ国境守備隊隊長。 ヴィガルドの命令で、ナターシャを反逆者として追う。 |
![]() クーガー |
グレンの弟。 |
情報
- グレンはクーガーと一緒にセレフィユの街の北東の砦に向かった
- アメリアは、シルバ村から帝都にむかっている途中。グラド帝国兵士になって、村から帝都に赴いてる途中っぽい?
- 数日前、ナターシャの師である司祭が突然反逆罪で捕えられ、処刑された。しかし、これは濡れ衣で口封じのためにヴィガルドに殺害された。司祭は死ぬ前にナターシャに「陛下は五つの【聖石】をことごとく破壊しようとしている」と話した。ナターシャはひそかに国境を抜け出そうとしたが、兵士に見つかり、追われる身となった
5章外伝 砕けぬ心
場所:水城レンバール
グラド帝国の領土を、森の地の利を利用してなんとか逃げ延びていたエフラムたち。しかし、手持ちの装備も食料も尽きかけていた。そんな絶望的な状況で、エフラムは大胆な提案をする。敵城を攻め落とす、と。まさか逃げ惑う少数の部隊が敵城を攻め落とそうなど、誰も考えはしないだろう。だが、エフラムたちの捜索のために敵の部隊は城から出払っており、城を攻めるには絶好の機会だった。落城に成功すれば、敵は攻めどころではなくなり、ルネス侵攻の勢いも止まるのではないか。エフラムの算段は、まさに一石二鳥を狙うものだった。
そして、エフラムたちは少数の部隊で見事、水城レンバールを攻め落とすことに成功する。長居は無用とばかりに、すぐに撤退を試みるが、城の外に出た瞬間、周囲はグラド帝国軍に完全に包囲されていた。敵の援軍が到着するにはあまりにも早すぎる。まるでエフラムたちの行動をすべて把握していたかのようだった。
グラドの将軍ヴァルターは、膝まずいて命乞いをすれば命は助けてやるとエフラムたちに告げる。だが、エフラムはそれを一蹴。「ヴァルターたちを蹴散らし、この地から脱出させてもらう」と堂々と言い放つ。無謀とも思える行動だが、エフラムの自信に満ち溢れた態度は、本当にこの絶望的な状況から脱することができるのではないかと、エフラム隊のカイルやフォルデに思わせるのだった。
果たして、エフラムたちはこの絶体絶命の危機を乗り越えることができるのか。
![]() エフラム |
気高く、恐れを知らないルネス王国の王子。 |
![]() カイル |
ルネス王国に仕える騎士。 義に厚く実直。 |
![]() フォルデ |
ルネス王国に仕える騎士。 気楽で奔放だが有能。 フランツの兄。 |
![]() オルソン |
ルネス王国に仕える騎士。 物静かな愛妻家。 長年ルネス王家に仕える。 |
![]() ゾンタ |
ティラードに雇われた傭兵たちの長。 5章外伝の敵将。 |
![]() ティラード |
ヴァルター部隊の副官。 ヴァルターの軍師役を務める。 |
情報
- オルソンがグラド側の内通者っぽい
6章 増悪の泥濘
場所:アドラス平原
胸にわだかまる不安を抑え、エイリークは兄のもとへ。セレフィユの街を抜け、ついに敵国であるグラド本国へと足を踏み入れた。ここから先は、まぎれもない敵地。グラド兵との無用な戦いを避けるため、エイリークたちは人里離れた辺境を行く。だがその動きはすでにグラド軍に察知されていた…
その行く手には、アーヴの部下であるノベラが待ち受けていた。ノベラはエイリークに腕輪の引き渡しを要求する。同時に、エフラムが捕らえられ、レンバール城の牢に囚われていることを聞かされ、エイリークは動揺を隠せない。腕輪の要求を拒否すれば、人質となっているルネスの子供たちを殺害すると脅迫され、エイリークはやむを得ず腕輪を渡す。さらにノベラは武器の引き渡しも要求するが、ゼトはこれを拒否。ノベラが結局エイリークを生かすつもりがないことを悟ったのだ。ノベラは、取引に必要なくなった人質の子供たちを化け物グモのエサにすることを思いつき、魔物の住処に置き去りにする。
エイリークたちは、なんとか人質を救出し、ノベラを討ち取った。そして、ゼトからエイリークの腕輪に秘められた真実が語られる。神殿に祀られていた聖石は偽物であり、本物はルネス城の地下に封じられていること。そして、エフラムとエイリークが持つ二つの腕輪こそが、その封印を解く鍵となっている、と。
エフラムは捕らえられた。腕輪を奪われたエフラムの命が危ない。エイリークたちは急ぎ、レンバール城へと向かうのだった。
![]() ノベラ |
アーヴの部下。 アーヴを薄気味悪いじじいと陰で呟き、嫌っている。 |
情報
- エフラムは捕えられ、レンバールの地下牢に囚われている。
- 神殿に祀られた聖石は精巧につくられた偽物。本物はルネス城の地下に封じられており、エフラムとエイリークの持つ2つの腕輪が封印を解くカギになっている。古に魔を滅ぼした聖石は伝説にあるように人知を越えた力を持つもの。人がその力に魅入られることがないよう先王は成績を地下に封印した。
- 腕輪の秘密を知るのはファード、ゼトだけだった。しかし、ヴィガルドに知れてしまっていた。なんらかの方法でファードから聞き出した可能性がある
7章 水城レンバール
場所:水城レンバール
兄エフラムは戦いに敗れ、虜囚の身になったという…敵にこちらの位置を知られている以上、兄の救出を急がねばならない。エイリーク達はいそぎ、レンバール城へ向かう。兄が幽閉されているというレンバール城は周囲を湖に囲まれた天然の要塞。城内に入るには、たった一つ渡された橋を駆け抜けるしかない。この城の中に兄エフラムがいる。エイリークたちは城を守るグラド兵に正面から戦いを挑んだ…
![]() マーレイ |
グラド帝国に仕える騎士。ティラードの腹心。 |
8章 陥穽 そして
場所:水城レンバール城内
レンバール城から現れたのは、なんとオルソンだった。エフラムたちと共に牢に捕らわれたが、一人で逃げ出してきたというオルソンは、エイリークたちをエフラムのいる牢獄へ案内すると申し出る。
しかし、城は妙に静まり返っていた。この不可解な状況に、ゼトはオルソンへの尋問を開始する。なぜ先ほどまで外で戦闘があったのに敵兵が一人も姿を見せないのか、なぜオルソン一人だけが逃げ出せたのか、なぜ腕輪と聖石の関わりを知っているのか、そして、なぜ懐に刀を忍ばせているのか――。
ついにオルソンは裏切りを認める。「あの方はすべてを叶えてくれる…。妻との幸せな日々がもう一度この手に戻ってくるのだ…」
そこへ、ヴァルターの副官ティラードが現れ、オルソンを下がらせる。ティラードの口からは、驚くべき真実が語られた。エフラムは捕らえられておらず、すでに逃亡に成功していたこと。そして、エフラムが捕らえられたという嘘の噂で、エイリークたちをおびき寄せたことが明らかになる。さらに、水城レンバールの出入り口の橋は落とされ、エイリークたちはもはや引き下がることができなくなっていた。こうして、エイリークたちとティラード率いるヴァルター軍の戦いが始まった。
その時、エフラムが姿を現す。エイリークが敵の策略にかかったと聞き、助けに駆けつけたのだ。エイリークとエフラムは力を合わせ、ティラードを討ち取る。ミルラが「黒く、大きく、たくさんのものが城に迫っている」と告げると、エフラムたちは急いで城を脱出。そのままフレリアへと帰還した。
フレリアではグラド軍に優勢に戦っているかに思えた。しかし、グラド帝国のセライナやケセルダの侵攻により、ついに聖石が破壊されてしまう。この事態をロストンとジャハナにも伝えなければならない。ヒーニアスがジャハナへ、エイリークがロストンへ、そしてエフラムは戦争を終わらせるため、グラドの帝都制圧へと向かうことになった。
![]() ミルラ |
古の竜人種族。 【聖石】の伝説に出てくるマムクート族。 人でなく、魔でもない、孤高の種族と伝えられている。 人見知り。 グラド領内で騙されて連れ去られてるところをエフラムに助けられた。 竜石を奪われてしまっている。 |
![]() サレフ |
ミルラの同行人。 戦争に巻き込まれ、ミルラとはぐれてしまっている。 |
マクレガー司祭 | リオンやエフラムに教養を教えた司祭 |
![]() リオン |
ヴィガルドの息子。 父を尊敬しており、父のようになりたいと願う。 優しい性格。 |
![]() ヒーニアス |
ターナの兄。フレリア王子 |
情報
- 皇帝ヴィガルドは何か尋常ならざるものの力を得ている
- エイリークとエフラムがリオンに最後に会ったのは一年半前に帝都で。
- 帝都の神殿に奉られている聖火は昔、世界が救われた時にともされたものだから、参礼に来る人の願い事を叶えてくれると言われてる。
- エフラムは一年半前、グラドに学びに来てた。マクレガー司祭が教養を教えた。
- デュッセルはエフラムを褒めてた。勇敢で王にふさわしい器だと。エフラムはデュッセルに師事。
- リオンは父のようになりたいと願う。皇帝の仕事は大変、毎日ろくに眠らず何万という民のために尽くしている。疲れてる父を助けたい。
- ヒーニアス率いるフレリア軍主力は南方でグラド軍と交戦中。今のところフレリア軍が優勢。
- フレリアの聖石がおさめられている塔の警備は増強したが、グラド将軍を差し向けられてヴェルニの塔の聖石が破壊されてしまう。塔の警備を強化していたにも関わらず、半日と待たずにフレリア軍は崩壊
- ミルラらマムクートは東の闇の樹海にいたが、南グラドの方向からまがまがしい気配を感じ、サレフと二人で気配を確かめることにした。しかし途中で戦いに巻き込まれ、はぐれてグラド辺境をさまよっていたところにエフラムと出会った。ミルラは悪い人にだまされてつかまっていた。大切な竜石を奪われ、どこかへ連れていかれそうになったところをエフラムが助けてくれた
- グラドから放たれる強く濃いまがまがしい気配が魔物たちを目覚めさせている。ミルラはそれをとめたい
エイリーク編 9章 後背の刃
場所:貿易港キリス
海路でロストン聖教国を目指すエイリークたちは、ロストン行きの船を探すためカルチノ共和国領の貿易港キリスに向かった。カルチノはフレリアの同盟国、豪商たちがおさめる新興の国家である。カルチノの代表者である長老クリムトはフレリア王国とは同盟関係を結び、今回の戦争においてもフレリアに支援を約束していた。先行するフレリア皇子ヒーニアスもカルチノ領を通り、ジャハナ王国へと向かっている。カルチノ領に危険はない…エイリークはそう信じていた。
![]() ビンクス |
カルチノのグラド派である長老パブロに5000ゴールドで雇われた傭兵隊の長。 |
![]() レナック |
ラーチェルと一緒にいたが、ラーチェルから逃亡。 これでタダ働きさせられずに済むぜ。俺も自由の身だ。しばらくぶらぶらして暮らすかな。と言っている。 |
情報
- ビンクスはカルチノの長老の一人パブロに雇われた
- 他の長老たちは反対しているが、パブロが力づくで黙らせている
- カルチノの襲撃を受けてヒーニアスの軍の半分が壊滅
- ヒーニアスは砦を包囲されて逃げることができない
エイリーク編 10章 カルチノの内乱
場所:ティラザ高原
カルチノ共和国はフレリアを裏切りグラドに寝返った。カルチノを通ってジャハナに向かおうとしたフレリア王子ヒーニアスは、カルチノ軍に進路も退路も断たれ、絶望的な状況にあるという…エイリークたちはヒーニアス王子の救援に向かった。
エイリークたちは、親グラド派のパブロに狙われるヒーニアス王子を救出することに成功し、フレリア王子を陥れた張本人パブロを追い詰める。しかし、パブロは雇った傭兵を盾に逃亡してしまう。
同じく命を狙われていたカルチノの穏健派であるクリムトから、カルチノの内紛の状況を聞く。ジャハナに向かうには親グラド派の兵がはびこるカルチノを通るしかない、そう思っていたがテティスの弟ユアンが山道を通ってジャハナに抜ける方法を知っているという。山頂にあるポカラの里に住むユアンの師匠サレフ、彼に言えば、ジャハナに抜ける方法を教えてもらえるという話であった。エイリークたちはユアンの案内でポカラの里へと険しい山道を進むのであった。
![]() パブロ |
カルチノ共和国出身の長老。 議会の一員で親グラド派の有力者。 強い者にすり寄る性分で、商売で得た巨万の富をもとに兵を組織してカルチノを力で牛耳ろうとしている。 親グラド派と対立する穏健派の長老クリムトらを金銭で買収しようとするも、応じないことがわかると、彼らの暗殺を始めた。 パブロにカルチノの議会を乗っ取られ、穏健派は身を潜めることしかできなくなった。 クリムトを始末するつもりで捜していたが、思わぬところでヒーニアス王子を追い詰めることに成功し、その首をグラドへのみやげにしようとしている。 エイリーク編10章の敵将。 |
![]() ジスト |
ジャハナ王国出身のジスト傭兵団隊長。 【砂漠の虎】で名高い百戦錬磨の強者。 |
![]() テティス |
ジャハナ王国出身の踊り子。 大人の色香漂う美女。 仲間になるときの会話で何か願い事がある事を匂わせる。 テティス「へえ…神さまっているものね。今まで信じてなかったけど、たまにはお祈りしてみようかしら。」 ジスト「お祈り?そりゃいいが、なにを願うんだ?」 テティス「ふふ…ないしょ。」 |
![]() マリカ |
【緋閃】の名で知られる冷徹な女剣士。 ジャハナ出身でジスト傭兵団に所属。 味方の男兵士に「すげぇ美人だが、敵味方区別なく斬られそうで近づきたくない」ということを言われる。 ジスト隊長を慕っており、ジストと対立する軍に傭兵として雇われるもコロッと寝返ってしまう。 |
![]() ユアン |
テティスの弟。師匠のサレフから魔法を教えてもらった。 冒険がしたいと、姉に懇願して、エイリークたちについていくことになる。 |
![]() クリムト |
カルチノを治める長老の一人。 親グラド派と対立する穏健派で、フレリアの同盟を重んじ、今まで通りの友好関係を望んでいる。 親グラド派のパブロに命を狙われ、地下に身を潜めていた。 |
![]() ヒーニアス |
フレリア王国の王子。 自信家で口は悪いが、実はいい人。 名うての策士。 グラド帝国がフレリアに攻めてきたとき、あちこちに密偵を放って、常にグラドの動きを察知した。 また、フレリアに潜入してくる他国の密偵は徹底的に暴き出し、敵側には一切情報をもらさなかった。 子供が嫌い。 |
情報
- エイリークとグレンは一度会っていて、グレンはエイリークに優しい人柄だと認識している
- ヴァルターは、過去に民間人への虐待行為で軍より追放を命じられていた
- グレンはヴァルターの罪を許してない
- 普通はジャハナにいくにはカルチノを通るしかないが、ユアンが山を越えてジャハナに行く方法を知ってる
- ポカラ山脈のてっぺんにポカラの里がある
- ユアンの師匠サレフはそこに住んでる
- サレフにいえば案内してもらえる
- ヒーニアスは密偵からサレフの情報を得ていたことがあった
- 卓越した魔道士で、過去に人々を賊や魔物から救ったことがある
- サフレはポカラの生まれ
エイリーク編 11章 這いうねる闇
場所:ポカラの里への道中の砦
ポカラ山脈…赤くひびわれた岩盤、剣のように切り立った断崖。人を寄せつけぬこの秘境にユアンの言う里はあるという。カルチノとの衝突を避けてジャハナへ向かうため、エイリーク一行は険しい山々に挑むことになった。
道中、霧が濃くなってきた中、誰もいない砦を通る。しかし、そこには魔物があふれていた。同じく、道に迷ったラーチェルとドズラもその砦で休息を取ろうとしていた。
エイリークたちはラーチェルと力を合わせ、魔物を一掃する。ユアンの案内でサレフと会い、ちょうど里に戻るというサレフと一緒に里まで向かうことになる。その夜は砦で休むことにした。
明け方、山へ出発するエイリークの前に、グラドの将軍の一人グレンが姿を現す。エイリークには、グラド皇帝ヴィガルドより、カルチノ市民の虐殺の容疑がかけられており、グレンがエイリーク討伐のために差し向けられた。戸惑うエイリーク。そこにヒーニアス王子が割って入り、カルチノがフレリアを裏切り、傭兵にヒーニアスを襲わせたこと、グラド帝国の仕組んだ罠であることを告げる。ヴィガルドの真意を教えられていないグレンは、改めてヴィガルドに問いたいとして、エイリークらを一旦見逃す。
エイリークらが山中に進むのを見届けると、グレンの前にヴァルターが現れる。そして、ヴァルターはかつてグラドを追放された憎悪を語ると、グレンに戦いを仕掛け、グレンを殺害した。
![]() ラーチェル |
ロストン聖教国出身の少女。 正義と秩序の為、魔物を成敗する。 |
![]() ドズラ |
ロストン聖教国出身の狂戦士。 豪快で地声が大きく、大の酒好き。 |
![]() グレン |
|
![]() ヴァルター |
|
![]() サレフ |
ポカラの里出身の若き賢者。 無口だが心優しい性格。ユアンの師。 |
情報
- ラーチェルとドズラは道に迷って山道をさまよっていた
- ヴァルターは、かつての帝国三騎だった。戦う意思のない民間人を虐殺したことで、ヴィガルド皇帝の判断でグラドから追放された。
エイリーク編 12章 静寂の里
場所:ポカラの里
ポカラ山脈の頂上付近まで登ってきたエイリークたち。あと半日でポカラの里につくというところだったが、一行は慣れない登山で疲れ切ってきた。ゼトは小休止を提案するが、エイリークは大丈夫だと告げる。すると、そこにはたくさんの魔物が姿を現した。サフレによると【闇の樹海】の魔物だという。ポカラの里に彷徨い出てくることは久しくなかった。「やはり、大婆様の言う通り…凶兆は形を形成しつつあるのか…」そうつぶやくサレフ。疲れ切ったその体でエイリークたちは、襲い来る魔物たちとの戦闘を余儀なくされた。
なんとか魔物たちを退け、ポカラの里にたどり着いた一行。サレフの祖母である大婆に客人として迎え入れられ、ひと時の休息を得る一行。
エフラムとミルラが一緒にいることを知ると、サレフはエイリークに同行し、ジャハナを通ってグラドへ向かうことになった。
![]() 大婆 |
サレフの祖母。 ポカラの里でみなから大婆と呼ばれている。 |
情報
- 大婆の話
- 竜人様は人間を守ってくださるありがたいお方
- いにしえの時代、魔王がこの地に現れた時、竜人様が力を貸してくださったからこそ魔王を封じることができた
- エイリークたちが聞いてる【聖石】の伝説だと、五つの聖石の力で魔王を封じ、魔王にとどめを刺した英雄グラドは…となっていて、人間が何もかも自分たちが成し遂げたかのように語られているが大間違い
- 人間たちがその恩を忘れてからも、竜人様は闇の樹海で魔王の骸を見張り、湧きだした魔物が人間たちの世界へ出ぬよう防いでくれている
- 魔物に襲われずに済むのは竜人様のおかげ
- 最近、魔物が現れているのは、南より現れた凶兆のせい、空を黒く染めるまがまがしい気配。
- それを確かめるために竜人様は樹海を離れ、南へと向かわれ、サレフが竜人様を守るために同行した
- しかし、竜人様は戦いに巻き込まれ、行方知れずになってしまい、サレフが探していた
- 竜人をマムクートのことかと問うと大婆が竜人様に失礼だと怒る
エイリーク編 13章 ハミル渓谷
場所:ハミル渓谷
白い砂塵舞うジャハナ。国土の多くが砂漠であるこの国は、傭兵国家として広く知られている。国を治めるのは、亡き夫の遺志を継ぐ【白砂の女王】イシュメア。その息子は幼い頃に国を出奔し、今に至るまで行方が知れないという。ポカラの里を抜けたエイリークたちが到着した時、ジャハナはすでにグラド帝国と激しい交戦状態にあった。
一方、その頃グラド城では、ヴァルターが持ち帰ったグレンの亡骸をクーガーに見せていた。エイリークが槍でグレンの胸を貫き、その場から逃げ去ったと嘘を告げる。怒りに震えたクーガーはすぐにカルチノ東部の山中にいるエイリークのもとへ向かった。
エイリークたちは待ちかまえていたケセルダの副官アイアスと戦闘になっていた。後ろからはパブロも迫っているという。ロストン聖騎士団が到着するまでなんとか持ちこたえれば勝利である。
![]() アイアス |
ケセルダの副官。 決して負けることのない戦が得意。 |
![]() アメリア |
デュッセル将軍に憧れて、兵士になった。 戦に疑問を持ち、降伏、エイリーク軍に加わる。 |
情報
- フレリア軍はカルチノに進軍し、パブロ率いる傭兵軍と交戦中
- クリムトの強力もあり、フレリア軍は敵を次々に撃破
- パブロ一党は南へと撤退し、ジャハナ方面へ向かった。グラド軍と合流するつもり
- エフラムはグラドのリグバルド要塞を陥落させ、グラド帝都へ進軍している
- ロストン聖騎士団が向かっているので、それまで耐え忍べば勝ち
エイリーク編 14章 白沙の女王
場所:ジャハナ王宮
ロストン聖教国の王女ラーチェルが差し向けた援軍の力もあり、エイリークたちはグラド軍を退けることに成功する。だが、ジャハナ王宮はグラド軍の攻撃を受け、今にも攻め落とされつつあるという。王宮へ向かったエイリークたちは、すでに王宮内にグラド軍が進入している事実を知る。女王イシュメアを助け、ジャハナの【聖石】を守るため、エイリークたちは王宮へ突撃を開始する。
王宮では乱心したジャハナの元軍団長カーライルが美しいイシュメアを我がものにしようと反乱を起こし、混乱が起こっていた。その陰ではケセルダとリオンの姿があった。
ケセルダはイシュメアを連れ出し、王宮地下から持ち出した聖石を渡すよう要求する。拒否するイシュメアをケセルダは斬りつけ、聖石を奪い、破壊する。
これでグラド、フレリア、ジャハナの聖石が砕け散った。ケセルダは王宮に細工をして去る。
エイリークの前にはリオンが現れ、エフラムとエイリークの二人に会って謝りたかったこと、ルネス侵略を止められなかったこと、わけがあって二人とはまだ会えないこと、今はまだ話せないけど、いつか全部話す、自分が無力なせいで戦争が起きてしまった、リオンはエイリークの味方であることを伝えて去っていった。
瀕死のイシュメアは、ヨシュアと最後に再会を果たし、ジャハナ王家の【双聖器】を受け取る。ジャハナを担う王が持つべき武具。先王が亡くなってからイシュメアがずっと守ってきた物。
その後、王宮内の各所から火の手が上がる。ケセルダの細工によるものだ。
エイリークらは亡きイシュメアを残し、王宮を脱出した。
しかし、そこには帝国将ヴァルター、ケセルダの二軍が迫っていたのだった。
![]() イシュメア |
ジャハナ王国の女王。 【白砂の女王】と呼ばれる美しき女性。 ヨシュアの母。 |
![]() カーライル |
反乱を起こしたジャハナの元軍団長。ヨシュアに剣を教えた人物。 長年にわたり、イシュメアを陰で支え続けた。 イシュメアからはジャハナの礎とさえ言われる。 イシュメアと初めて会ったのは二十年前。 王宮の庭園でイシュメアを見かけたカーライルはイシュメアの美しさに一目惚れ。 仕えるべき国王陛下の妻である方に対して許されぬ想いであることは承知していた。 騎士としてイシュメアに仕えることができればそれでいいと思ってきた。 しかし、本当にそれで満足なのかとある人物(リオン?)に尋ねられ、自分の中に眠る本当の気持ちに気づいた。 想いを打ち明けられぬまま死んでいく、それはどれほどむなしく寂しいことか。 だから、カーライルはイシュメアを奪うと決め、反乱を起こした。 |
![]() レナック |
グラドにジャハナ王宮のお宝を相手にするために雇われている。 カルチノ共和国出身。横着者で金にうるさいが、腕は一流。 |
情報
- 十年以上前、窮屈な王宮の暮らしになじめなかったヨシュアは、置手紙を残し、身一つで王宮を飛び出した
- 王宮の中にいたのでは民の心はわからない
- 身分を捨て、民として諸国をめぐり、王となるふさわしい力をつけたらジャハナに戻ると
- 王ではなく人として世を生き、人の上に立つ器となり、母のもとに戻ろうと考えていた
- 自分を見てくれない母への幼い反発もあったのだろう
- 王宮にいてはわからない民の思いをあるべき国の姿をしることができた
エイリーク編 15章 灼けた砂
場所:
エフラム編 9章 リグバルド要塞
場所:リグバルド要塞
エフラムは西からグラド帝都を目指し、フレリア城から進軍を開始した。ルネスを制圧したグラド帝国はフレリアにも侵略の手を伸ばしていたが、これまではフレリア王子ヒーニアスが水際で敵軍を食い止め、なんとか大幅に攻め込まれることなく、国境線を守っていた。エフラムはこの前線を押し上げるべく、フレリア軍と連携してグラド軍と戦う。だが、グラド両側にはリグバルド要塞が待ち構えている。難攻不落の砦とされ、フレリア軍が攻めあぐねた強固な城砦。エフラムたちはこの難所の攻略を決意する。
![]() ゲブ |
グラド帝国の部隊長。エフラム編9章の敵将。部下の命を何とも思わない卑劣な男。捕えたターナに「わしが、一晩たっぷりと取り調べてやるからなぁ。ぶふふふ…」と言ったり、新兵のアメリアに「軍の上下関係というものを、じっくりその身体に教えてやらねばならんなぁ?」と言ったり、部下たちに「わしの手柄のために戦って死ねばそれで良いのだぁ!」と言ったり、FEシリーズの中でも屈指の下衆さを見せてくれる。 |
![]() アメリア |
グラド帝国の小さな村シルバ出身。純粋で真っ直ぐな少女。 |
![]() ターナ |
フレリア王国の王女。明るく、誰にでも気さくに接する。 |
情報
- ケセルダはジャハナ出身
エフラム編 10章 不忠の徒
グラド帝国将軍デュッセルはエフラムの槍の師である。過去、度々国使としてルネス王国を訪れていたデュッセル将軍とエフラムは幼い頃より面識があり、気性のあった二人は身分と国は違えども師弟のような関係を築いていた。何故グラド皇帝は戦争を起こしたのか…グラドが発する魔の瘴気は何なのか…デュッセルと会えば、彼の口からその手がかりを聞けるかもしれない。エフラムはそう信じ、グラド領へと軍を進めた。
エフラムはフレリアの伝令より、カルチノ共和国で内乱が起きたことを知る。グラド帝国派の長老パブロ率いる傭兵と交戦状態にある。ヒーニアス王子救出に向かった妹エイリークは消息不明だという。エフラムは妹を助けに行きたい気持ちを抑えつつ、グラドを叩くことが妹救出の一番の近道であると冷静に判断し、そのままグラドへと軍を進める。
![]() クーガー |
グラド帝国の竜騎士。 普段は温厚だが戦場では人が変わる。 |
![]() セライナ |
グラド帝国将軍の1人。 【蛍石】と呼ばれる義に厚い女将軍。 |
![]() デュッセル |
グラド帝国将軍の一人。 【黒曜石】の異名をもつ猛将。 |
![]() ベルナ |
グラド帝国に仕える騎士。 ヴァルターの腹心。 |
長老パブロ | カルチノ共和国のグラド帝国派の長老 |
情報
- カルチノ共和国で内乱が勃発
- グラド帝国派の長老パブロ率いる傭兵と交戦状態
- エイリークはヒーニアス王子救出に向かい、その後は消息不明
- グラドは地揺れが多い国。どれもごく弱いもので人々への被害はない
- 昔、エフラムやエイリークがグラドで地揺れに驚いていても、リオンは慣れっこだと笑ってた
- ヴィガルドはセライナをいつ裏切るか分からぬ、信用できぬとして、デュッセル討伐の任をヴァルターに変え、セライナは帝都に戻された
- ヴァルターはグレンに先を越されまいとカルチノ共和国のエイリークのもとへ向かい、腹心のベルナが指揮をとることになった
- グラドがあっさり勝ってしまうと戦争が終わってしまって楽しくないから、戦争を長引かせるためのヴァルターの嘘っぽい?
- ヴィガルドはある日を境に人が変わったように
- リオン皇子と闇魔道士たちが魔術研究の末に【魔石】なる宝石を誕生させたことを話した
- その日以降、魔石はリオン皇子が持っている
- リオン皇子は帝都にいる
- ミルラが帝都から感じていたまがまがしい気配は、人の心を呑み込み、別人のように変えてしまう
- どんな良い人でも悪い人になってしまう
- ラーチェルからの情報
- 海に魔物が出る
- 強大な幽霊船が現れ、船を次々に沈めてしまう
- 幽霊船はラーチェルが成敗するといって去っていった
エフラム編 11章 幽霊船
場所:幽霊船
デュッセル将軍が語った【魔石】という謎の石…グラド帝国が魔道の研究によって生み出した【聖石】以上の力を持つもの…【聖石】以上の力を持つもの…グラド皇帝ヴィガルドの乱心は、【魔石】の誕生と時を同じくして始まったという。エフラムたちはその正体を確かめるべく、海路でグラド帝国へ向かった…
グラド城ではセライナが【竜石】の確保を命じられる。
エフラムたちの航海の途中、アーヴの仕向けた魔物を乗せた幽霊船が迫っていた。
![]() ラーチェル |
ロストン聖教国の王女。 正義と秩序の為、魔物を成敗する。 |
![]() ドズラ |
ロストン聖教国出身の狂戦士。 豪快で地声が大きく、大の酒好き。 |
情報
- 竜石はこの世に二つしかない
- ミルラとエフラムは海を見るのが初めて
エフラム編 12章 上陸 タイゼル港
場所:タイゼル港
エフラムたちがタイゼル港に着くと、市街に潜んでいたグラド兵が奇襲をしかけてきた。敵将はグラド将軍のひとりケセルダ。ケセルダはジャハナ攻略を任せられていたが、すでにジャハナで内乱を起こすための策を打っており、本人はジャハナを離れていた。しかし、アーヴがケセルダにエイリークがジャハナに向かっていることを告げる。エイリークたちはヴァルターとグレンが差し向けられたはず。ケセルダの脳裏にヴァルターの遊んでいる顔が思い浮かぶ。仕方なく、ケセルダはアーヴと共に帝都に戻る。
エフラムたちは、ケセルダの部下とアーヴの差し向けた魔物と戦闘になる。
なんとか勝利したエフラムたちは進軍準備が整うまで、タイゼル港に留まることにした。しかし、ミルラが失踪してしまう。自らの意思で外に出たものと思われるとゼトが話す。東へ歩いていく少女を見たという情報をもとにエフラムたちは急いで東に向かった。
![]() ユアン |
見習い魔道士。 手違いで派遣されたマリカがタダ働きになってしまうので、手違いがあったことを知らせに来た。 |
![]() サレフ |
ユアンの師匠。 ユアンをタイゼル港に案内し、ミルラが見つからないことを大婆に報告しに里に戻った。 |
![]() ケセルダ |
グラド帝国将軍の1人。 【虎目石】と呼ばれる。野心の男。 |
![]() マリカ |
ジスト隊長と一緒の仕事だと言われたが、派遣先にはジスト隊長はいなかった。 手違いだったことをユアンに聞かされる。 これからジストのいる東に向かうエフラムたちに同行することになる。 |
情報
- ジャハナ攻略を命じられたケセルダは、策を打ち、待つだけで内乱でジャハナは崩れるという。熟しすぎて腐った果実みたいに
- しかし、エイリークがジャハナに向かっており、ケセルダの企てたジャハナ転覆の策を邪魔されかねない
- エイリークはグレンとヴァルターが差し向けられたはずだが、まだ討たれていない
- 失踪したミルラは東へと向かったらしい
エフラム編 13章 蛍石の誓い
場所:ザールブル湿原
失踪したミルラを追って、エフラムはザールブル湿原へ。見張りの兵士の話から、ミルラが東へ向かったことを知る。行軍の最中、付近の村人の話から、ミルラが帝国将軍の一人セライナとともにいることを知る。ミルラを取り戻すためには戦いは避けられない。エフラムはセライナとの対決の覚悟を固めていた。
ミルラを保護するエフラム。ミルラからセライナはいい人だから討たないでほしいと頼まれる。村人からも同様にセライナを助けてほしいと。セライナの民からの信頼は厚い。エフラムはセライナの説得を試みるも、彼女の意志は固かった。断固としてヴィガルドの命令に従い、戦うという。
![]() セライナ |
帝国将の一人。蛍石のセライナ。義に厚い女将軍。 平民出身。寒村で貧しい日々を送ってきた。 税を払うどころか幼い子供は身を売らねば冬を越せない。 そんなときに帝都からヴィガルドの送った食料が届いた。 辺境の小さな村のために。 他国の王たちはこれを愚策とし、つけ入れる甘さと受け取った。 ヴィガルドはそれをわかっていて、自分の立場を省み、それでもセライナたちを救った。 セライナは帝都へ行き、騎士を志した。 ヴィガルドの目指す夢を同じ理想を見ていたいと。 |
![]() ジスト |
フレリア軍に雇われたジャハナの傭兵。 エフラムたちの護衛を依頼されてやってきた。 |
![]() テティス |
ジストと一緒に雇われたジャハナの傭兵。踊り子。 ユアンの姉。 |
情報
- セライナは蛍石を持っている。帝国将軍に任命された時、ヴィガルドから賜ったもの(何年も前のこと)。誇りある帝国将の証。グラドの宝であるという証。
- 当時のヴィガルドの優しい微笑み、威厳と慈愛に満ちた声をセライナは今でも昨日のことのように覚えてる
- ヴィガルドを治す方法はない
エフラム編 14章 父と子と
場所:グラド王城
ミルラは無事にエフラムのもとへ返された。寛恕を人質にすることなく、最期までグラド騎士として戦ったセライナ。彼女のためにもグラド皇帝にまつわる謎を解きあかすことを決意し、解きあかすことを決意し、エフラムたちは帝都に向かう。グラド帝都。皇帝ヴィガルドはそこにいるはずだった…。
エフラムがたどり着いた帝都は昔、父やエイリークと一緒に来た時と変わっていなかった。デュッセルに槍を習い、リオンと共に歴史を学んだ。その帝都を自分が攻めることになるとは。
ミルラが城からまがまがしい気配を感じる話す。エフラムは皇帝を倒し、グラド城を落とすために攻め込む。
![]() ノール |
グラド帝国、宮廷魔道士の生き残り。 魔石誕生の謎を知る唯一の人物。 グラド帝国で魔術研究をしていた。 |
![]() リオン |
|
![]() ヴィガルド |
【魔石】によって蘇ったグラド帝国の皇帝 |
![]() レナック |
情報
- グラドはグラド帝国の建国帝。英雄グラドとその同志たちは五つの【聖石】によって魔王の力を封じ、グラドは魔王の邪悪なる魂を自身の持つ【聖石】に封印した。魔王を封じたグラドの【聖石】は【ファイアーエムブレム】と呼ばれ、今日に至るまで、グラド帝国の至宝とされている。
- エフラムはリオンのあこがれ。強くて勇気があって格好良い
- リオンはエイリークに槍で負けている
- グラドの地揺れは昔からのグラドの土地柄らしい。弱い揺ればかり
- リオン
- この世界をグラド帝国の、いや僕のものにする。子供の頃からずっとそう考えてた。そのためにエフラムやエイリークに近づいた。ルネスという国の要所、どこをどう攻めれば崩せるのか、学ばせてもらった。無能な父のかわりにすべての策を立て実行に移した。ルネスを滅ぼし、ファードの命を奪った。笑っちゃうよ。エフラムの父上ときたら弱いくせに必死になって。残りの2つの聖石も破壊して望みをかなえる。エフラムも邪魔だから父と同じように僕の手で死なせてあげる。
- ノールからの情報
- ヴィガルドは以前より病を患っていて、1年前に病死。リオンはひどく悲しみ怯えていた。父を継ぐ力などない。父がいてくれなければ何もできないのだと。父の死を伏せさせ、自分が父を蘇らせると。グラドの聖石は特別な力を持っている。かつて魔王を封じ、その魂を封印した聖石はファイアーエムブレムと呼ばれ、以前より、その魔力を国のために利用できないかと研究が進められていた。リオンが中心、それにノールら闇魔道士たち。リオンはその力で人々を救うのだとうれしそうにノールに話していた。その力をヴィガルド復活のために使うと言った。リオンは食事もとらず夜通し研究に没頭。ノールは直接現場を見てないが、ノールが到着した時には既に、ファイアーエムブレムは二つに分かれてしまっていた。聖石と魔石。魔石は聖石以上の力を持つもの。ファイアーエムブレムからリオンが純粋な魔だけを取り出した。魔石の力でヴィガルドが蘇った。リオンはその場で聖石を破壊。邪魔だから残りの4つも全部壊すという。その後、ヴィガルドはリオンが望まれるままにルネスを侵略した。リオンの様子を心配し、何度か説得を試みていたマクレガー司祭はリオンの手で処刑された。ノールも反逆の罪で牢に幽閉され、明日には処刑される身だった。
- グラドの聖石の傍らに双聖器もあった。各国の建王が身につけていたという古の時代の武具。
建国帝グラドの武具は、【魔典グレイプニル】と【黒斧ガルム】。聖石は破壊されたが、双聖器は壊されなかった。
エフラム編 15章 灼けた砂
妹が危機にひんしている。グラド帝国将軍ケセルダの攻撃を受け、ジャハナ王宮は落城。王宮を捨てて撤退したエイリークはなおも執拗な追撃を受け、砂漠の中に追い詰められているという。エフラムは後続のフレリア軍を待たず、ただちにジャハナへ出撃。妹エイリークの救援に向かった。
![]() ケセルダ |
|
![]() ヴァルター |
情報
- リオンが傭兵だったケセルダの実力に期待して将軍にすえた
- ケセルダはリオンのもとでグラド帝国で成り上がりたい
- いつかはリオンを倒して新たな王に...?
- ヨシュアとケセルダは2年ぶりの再会
- ケセルダの1人の友
- 2年前は二人で毎日戦場を走って、酒場でバカ騒ぎしてた
- ケセルダがヨシュアに絡んで、「俺は王になる」ってのが口癖だった。それがケセルダの夢。その夢のためならなんでもやる
- グラド帝国の兵はすでに降伏している
- 皇帝は魔石の魔力でくぐつとして動かされていた
- 魔石が放つすさまじい瘴気、人がかなう者ではない。魔に対抗するには聖石。
- エフラムとエイリークの腕輪がカギであり、それを狙っていたから、グラドの聖石が無事である可能性がある。今こそ確かめるとき。グラドを倒した以上、ルネスを放っておけない。今こそルネスへ帰るとき。
16章 荒れ果てた王都
場所:ルネス王城
王都ルネス。久々に戻った故郷は戦争のあとも生々しくエイリークとエフラムの心に痛みを与えた。王都を守るのは元ルネス騎士オルソン。ルネスを裏切り、エイリークを罠にかけた裏切り者…祖国復興を心に誓い、エフラムは王都ルネスへ帰還する。
オルソン |
元ルネス王国の騎士。 亡き妻を再びこの手に抱くためグラド帝国に寝返る。 |
ミルラ | 闇の樹海からやってきた少女。 純心で、人見知りをする性格。 |
情報
- オルソンは半年前に妻を亡くした
- オルソンの愛妻家ぶりは騎士団の間でも有名だった
- オルソンの妻の名はモニカ
- モニカはリオンが生き返らせた。オルソンがルネスを裏切ることと引き換えに。
- オルソンは記憶を失うような状態にあることが示唆されているから、魔術をかけられた状態になってる?
17章 決別の大河
場所:大河ナルーベ
![]() シレーネ |
フレリア天馬騎士団第3部隊隊長。 知的で面倒見がよい。ヴァネッサの姉。 |
情報
- 2年前、リオンは父の病気を治すため、たくさんの人を助けられるかもしれないということで、グラドの聖石の力の利用を研究していた。聖石の魔道研究
- ルネスでエイリークらは父から聖石の力は決して用いてはならないものと教えられている
- マクレガー司祭も反対している
- 聖石は封印したまま、周囲にあふれる力を使おうと思ってる
- 聖石の力は私利私欲のために利用してはならないが、誰よりも優しいリオンなら大丈夫だとエイリークは話す
- 既に研究で救うことができた人がいる。セレフィユの街の火事で小さな女の子が逃げ遅れた。ひどい火傷で聖杖でも手の施しようがなかったけど、聖石の力と研究でなんとか命を救うことができた
- 傷を治すだけじゃなく、疫病が流行るのを防止したり、未来予知して災いを避けたり、人や物を一瞬で遠くへ移したり
- ロストンの聖石は宮殿にある。
18章 魔の双面
場所:峰火山ネレラス
19章 残されし希望
場所:ロストン王宮
20章 闇の樹海
場所:闇の樹海
疑問
- ファードがエイリークに授けた腕輪(多分、月の腕輪)にはどんな意味があるのか
- 本物の聖石が隠されたルネス城地下の封印を解くカギ。エフラムの持つ太陽の腕輪とセット
- なぜヴィガルドは同盟国のルネスに侵攻する暴挙に及んだのか
- 魔石の影響?黒幕はリオン
- ゼトはなぜヴァルターから逃れられたのか
- 不明
- エフラムはどうやってヴァルターの包囲網から逃れたのか
- 不明
- ファード、ゼトしか知らなかった腕輪の秘密はなぜヴィガルドに知れてしまったのか
- 不明
- オルソンの言う「すべえを叶えてくれるあの方」とは誰なのか
- ヴィガルド?リオン?
- サレフはミルラとどういう関係?
- グラドからの凶兆を調べるためにミルラが旅に出た。サレフはその護衛のためにお供した。
- 魔石とは?
- 魔王を封じたグラドの聖石から分離した石
- ラーチェルは何のために旅してるの?
- ロストンで称えられる聖女にあこがれ、名声を得るために、魔物を成敗する旅をしている
- テティスの願いごととは?
- 不明
- ジストはなぜマリカにやたら慕われているのか
- 不明
- マリカが片言な喋り方なのは、理由があるのか
- 不明
- 過去にエイリークはリオンから何を受け取ったのか
- 不明
- 竜石は2つあるというが、ミルラともうひとつは?
- 不明
- ミルラは竜石がないと、どうなってしまうのか?
- 不明
- グラド帝国の地揺れはなんの伏線なのか
- 不明
- リオンの二面性はどういう状態?
- 魔王に体を乗っ取られかけている
- なぜ双聖器は壊されなかったのか
- 不明
- ムルヴァは人を守ることが使命と言っているが、なぜ使命になってるのか?
- 不明
- 知的生命体である魔王は一体何者なのか?どのように誕生したのか?
- 不明
魔物
ビグル | 浮遊する凶眼の魔物。 その眼には、闇の力が宿っている。 |
ゾンビ | よみかえった生けるしかばね。 鋭い爪で相手を襲うが動きは遅い。 |
ガーゴイル |
鋭い槍で獲物を狙う凶悪な翼魔。 素早い動きで空中から襲い掛かる。 |
スケルトン | 魔の力が宿り、動き出した骸骨。 様々な武器を使って襲い掛かる。 |
モーサドゥーグ | 血に飢えた凶暴な魔獣。 鋭い牙で襲い掛かる。 |
タルヴォス | 好戦的で野蛮な魔物。 巨大な斧を手に戦場を駆ける。 |
サイクロプス |
一つ目の巨人。 怪力を誇り、巨大な斧を振りまわす。 |
バール | 巨大な毒グモ。 山地を自由に動き回り、爪に毒をもつ。 |
マミー | 魔の力によって、よみがえった亡者。 鋭い爪で相手を襲うが動きは遅い。 |
ゴーゴン | 呪われし美しき魔物。 あらゆるものを石へと変える。 |
ヘルボーン | 魔の力により凶悪化したスケルトン。 様々な武器を使って襲い掛かる。 |
アークビグル | 強大な魔力を宿したビグル。 凶眼に潜む魔力はビグルを超える。 |
デスガーゴイル | 魔の力で凶悪化したガーゴイル。 残忍かつ素早い動きで獲物を狙う。 |
マグダイル | 強靭な肉体と高い移動力を誇る魔物。 巨大な斧と弓で獲物を追い詰める。 |
ケルベロス | 三つの頭をもつ飢えた魔獣。 鋭い三つの牙で襲い掛かる。 |
エルダバール | 魔の力により強大な力を得たバール。 その鋭い爪には、猛毒を備えている。 |
ドラゴンゾンビ | 死してよみがえったドラゴン。 腐敗のブレスは、万物を破壊に導く。 |
用語
月の腕輪 |
ファードが幼い頃にエイリークとエフラムに授けた腕輪。ゼトはその腕輪の重要さを知っているがエイリークは知らない。二つで一つの双子の腕輪。ファードが二人にルネスの未来を託した証。 本物の聖石が隠されたルネス城地下の封印を解くカギ。エフラムの持つ太陽の腕輪とセット |
聖石 |
魔を退ける力を持った五つの聖なる至宝。約800年前、英雄グラド率いる勇者たちは【聖石】を手に魔と戦い、ついには魔の王を滅ぼし、その魂を【聖石】に封じる。 |
バズバ山賊団 | 悪魔のように残虐非道な山賊団。目をつけられたら命はない。 イムの村を襲うがエイリークらが退ける。 イムの村人が言うには先日も旅人が襲われ、むごい目にあった。 |
帝国三騎 | グラド帝国の三将軍。かつては、デュッセル、グレン、ヴァルターだった。 ヴァルターは民間人虐待の罪で軍から追放され、代わりにセライナが加わった。 |
帝国六将 | もともとのグラド帝国の将軍セライナ、デュッセル、グレンの三将に加え、ルネス攻略で功績を挙げたヴァルター、ケセルダ、アーヴを新たな将軍とし、グラド帝国六将となった。 |
魔王 | 5人の英雄によって封印された。英雄グラド、ロストン聖教国の聖女 |
魔物 | ゾンビは古の時代、魔王の尖兵となった魔物。ルーテいわく『ナザニアの魔書』第二部第七章第八節に記載がある。 ゾンビやマミーの他に、スケルトン、モーサドゥーグ、ガーゴイル、バール…さらには書物で語られる大物がいる。 |
マムクート | 古の竜人種族。【聖石】の伝説に何度か名前が出てくる。 人でなく、魔でもない、孤高の種族と伝えられている。 ミルラが言うには、彼女らは、東の闇の樹海にいた。 |
ミーチュの実 | アメリアとネイミーの故郷に生えてた実で、二人の好物。 とてもツヤツヤしてて、食べると甘酸っぱい。 |
蛇竜 | ヴァルターの竜。ヴァルターの腹心ベルナは、失態を犯した時、蛇竜を恐れて逃亡した。 |
魔石 | リオン皇子と闇魔道士たちが魔術研究の末に【魔石】なる宝石を誕生させたことを話してから、ヴィガルドの様子がおかしくなった。 司祭と皇子が【魔石】と呼んでいた。【聖石】をも上回る力を持つもの。 魔王を封じた聖石が、聖石と魔石に分離した。 |
竜石 | この世に二つしかない貴重な石。 リオンが魔道研究に利用しようとしている。 |
英雄グラド | グラド帝国の建国帝。英雄グラドとその同志たちは五つの【聖石】によって魔王の力を封じ、グラドは魔王の邪悪なる魂を自身の持つ【聖石】に封印した。魔王を封じたグラドの【聖石】は【ファイアーエムブレム】と呼ばれ、今日に至るまで、グラド帝国の至宝とされている。 |
双聖器 | 各国の建王が身につけていたという古の時代の武具。 建国帝グラドの武具は、【魔典グレイプニル】と【黒斧ガルム】。 ジャハナの双聖器は、【氷剣アウドムラ】【風刃エクスカリバー】。 ルネスの双聖器は、ジークリンデ フレリアの双聖器は、ニーズヘッグ、ヴィドフニル。 ロストンの双聖器は、【光輝イーヴァルディ】【聖杖ラトナ】。 |
地名
ミュラン城 |
ルネスとフレリア領の国境付近にあるフレリアの城。 |
レンバール城 |
グラド領内の城。1章でエフラムが戦っていると伝えられた城。 |
セレフィユの街 | ルネス領の南に位置する街。 エイリークらがレンバールに向かう途中に通る街。 |
闇の樹海 | フレリアの東にあるミルラのいた場所 |
ポカラの里 (POKHARA) |
竜人を信仰している里。ポカラ山脈のてっぺんにある。サレフの出身地。 |