第7部ストーリーの要約と、考察に必要な情報をまとめます。各章ごとの要約にはその章の疑問点も列挙しています。
第7部は13章から始まり、時が戻るという設定に応じて変則的に章が進んでいきます。
- 今までのストーリー超ざっくり要約
- 章ごとのストーリー超ざっくり要約
- オープニング映像
- 13章「時」
- 5章「神託が告げた未来を」
- 6章「光の国の王」
- 7章「地の女神の再会」
- 8章「現在の魔女」
- 2章「過去の世界」
- 3章「回る円環」
- 4章「己の尾を呑む蛇のように」
- 9章「無垢の女神ヘイズ」
- 10章「色褪せた光」
- 11章「無限と無限」
- 12章「過去の魔女クワシル」
- 1章「黄金の魔女グルヴェイグ」
- その他の情報
- 登場人物
- 登場人物の外見的特徴の共通点
- 地名
- 用語
今までのストーリー超ざっくり要約
仲間と共に世界を消滅させようとする魔女グルヴェイグに挑むも、殺されてしまう未来を見た召喚師。その予知通り、グルヴェイグが現在のミズガルズ(アスク、エンブラ国境付近)に突如現れ、大陸の消滅を始める。
ヴァイス・ブレイヴら一行は人々を救うため現れた女神セイズに導かれ、神々の王ニョルズがいる光の国ヴァナを訪れる。ニョルズの力によって現在の魔女を探し出して倒すことで未来の魔女を倒そうとする。しかし、現在の魔女を突き止める前に未来の魔女に追い詰められ、過去へと逃げることとなる。
過去のヴァナでは未来の魔女と名乗る女神クワシルと出逢う。未来の魔女となる使命を果たそうとするクワシルの発言等から黄金の魔女の成り立ちが判明する。
ミズガルズを消滅させた後のグルヴェイグは肉体の時を戻しクワシルとなり過去へ戻り、クワシルは記憶に封をしてセイズとなる。そして、セイズと呪いにより黄金の蛇となったヘイズが未来のグルヴェイグとなるのだった。また、ヘイズはセイズと召喚師が女神の契りを交わして生まれた子供だった。
その事実を知った後、セイズとヴァイス・ブレイヴら一行はグルヴェイグの力で現在の世界に戻される。
現在の世界ではヘイズにかけられた呪いの力が強まり、ヘイズはついに黄金の蛇に体を侵される。ニョルズから指示でセイズらは戸惑いながらもヘイズを倒す。ヘイズを倒した事でヘイズの中で育った黄金の蛇がセイズへと入り込んでしまった。
そして、ここまでのすべてがニョルズの企てだった事が本人から明かされる。
ニョルズは時と共に増える人間が神に代わるような存在となってしまう世界に恐怖し、グルヴェイグを利用して消すことにしたと語る。ニョルズはグルヴェイグにヴァイス・ブレイブらを皆殺しにするよう命令する。しかし、グルヴェイグはニョルズの時を未来に進め、干からびさせ殺してしまった。
ニョルズに奪われた【土】を取り戻したネルトゥスにより、ブレイザブリクは大地の力を得る。召喚師の持つブレイザブリクはクワシルと共に過去に戻り、何度もネルトゥスの力を得ていた。そのブレイザブリクにより、セイズの中の黄金の蛇は滅び、時の円環から外れる。未来と過去に残る蛇を倒すため、グルヴェイグ、クワシルを討たなければならない。
黄金の蛇により現在に飛ばされたクワシルはセイズらと戦い、敗北する。クワシルは自らに訪れることなかった未来を悔やむも、それを受け入れたかのような言葉を残し、眠りにつく。
章ごとのストーリー超ざっくり要約
- 13章「時」
- 未来にいる黄金の魔女グルヴェイグに挑むも敗北し、全滅するヴァイス・ブレイヴ
- 5章 「神託が告げた未来を」
- 全滅したのは女神の神託により見えた未来だった。グルヴェイグがミズガルズに現れ、ヴァイス・ブレイヴは人間を救うために現れたセイズにより光の国 ヴァナに導かれる
- 6章 「光の国の王」
- ヴァナの王ニョルズに会う。魔女のしもべに襲われるセイズの妹ヘイズを助ける。ヘイズの体は黄金の魔女の呪いによりグルヴェイグと同様に蛇が這ってい た
- 7章 「地の女神の再会」
- ニョルズの櫂を盗んだネルトゥスから櫂を取り戻し、光の力を授けられるセイズ
- 8章 「現在の魔女」
- 光の儀で現在の魔女を見つけて倒そうとするも、未来の魔女に見つかり、包囲される。光の力で過去に逃げるが、アルフォンスらと召喚師ははぐれてしまう
- 2章 「過去の世界」
- 召喚師は光の女神の一人であるクワシルに助けられる。その後、召喚師とアルフォンスらが合流するが、クワシルが自身が未来のグルヴェイグだと明かす
- 3章 「回る円環」
- グルヴェイグになるための使命を果たそうとするクワシルより、黄金の魔女の成り立ちが語られる。クワシルは成長してグルヴェイグとなり、未来で召喚師を殺す、そしてグルヴェイグは肉体の時を戻し、過去の時間へ飛ぶ、時を巡り巡って何度も何度も繰り返される命、時の円環、それが黄金の魔女の呪い
- 4章 「己の尾を呑む蛇のように」
- クワシルは儀式により、自分の記憶に封をし、グルヴェイグだという記憶を失うことになる。そしてクワシルはセイズとなり、セイズはやがて未来のグルヴェイグとなる。ヘイズはグルヴェイグがミズガルズを滅ぼした後に生まれたセイズと召喚師の子であり、生まれた後に過去に送られていた。そして、ヘイズはセイズがグルヴェイグとなるための半身だった
- 9章 「無垢の女神ヘイズ」
- 過去の世界から現代に戻されるヴァイス・ブレイブら。現在の世界ではヘイズにかけられた呪いの力が強まり、ヘイズはついに黄金の蛇に体を侵される。苦しむヘイズが狂い果てる前に楽にさせてやれとニョルズから指示を受け、セイズらは戸惑いながらもヘイズを倒す。しかし、今までの行いは全てセイズを黄金の魔女にするためのニョルズの企てだった事が本人から明かされる。ヘイズの中で育った黄金の蛇がセイズへと入り込み、蛇はセイズの中でのたうち、その絶望する心を食らう。
- 10章「色褪せた光」
- グルヴェイグになるくらいなら自害すると言うセイズ。しかし、黄金の蛇が死ぬことを許さないから無駄だと語るグルヴェイグ。ニョルズは時と共に自身が老い、力が衰え、代わりに増えた人間に代わられる未来を恐れ、そんな未来を消し去ろうとしていると語る。ニョルズはグルヴェイグにヴァイス・ブレイブら一行を皆殺しにするよう命じる。しかし、グルヴェイグはニョルズの時を未来に進め、干からびさせ殺す。
- 11章「無限と無限」
- 黄金の蛇が元凶であり、セイズが死んでも黄金の魔女は消えない事がネルトゥスから語られる。ニョルズ死後、ニョルズに盗まれた【土】を取り戻したネルトゥスは召喚師のブレイザブリクに黄金の蛇に抗える大地の力を授ける。ブレイザブリクが力を受けるのはこれが初めてではなかった。召喚師が未来でグルヴェイグに殺され、グルヴェイグがクワシルとなって過去に戻る時に一緒に過去に戻ったブレイザブリクはネルトゥスの力を何度も授かっており、蛇と同様に無限の力を得ていた。召喚師がセイズに向けてブレイザブリクの引き金を引くと、セイズの中の黄金の蛇は滅び、セイズは円環から外れることができた。しかし、黄金の蛇は未来と過去にまだ存在し、それらを倒さなければ厄災は消えない。大地の力が宿ったセイズと違い、クワシルとグルヴェイグの蛇は彼女らを討つことでしか倒す事ができない。
- 12章「過去の魔女クワシル」
- クワシルは現在の時間に飛ばされ、セイズと殺し合わなければいけない事をグルヴェイグから告げられる。その後、クワシルはセイズらに追い詰められるが逃亡する。クワシルを殺すしか世界を救う方法はないというネルトゥスの言葉に従い、セイズらはクワシルを更に追い詰め、倒す。クワシルは自分に訪れることななかった未来を悔やむも、それを受け入れたかのような言葉を残し、眠りにつく。
- 1章 「黄金の魔女グルヴェイグ」
- グルヴェイグによって遥か過去に送り込まれたセイズとヴァイス・ブレイブら一行。そこでグルヴェイグを倒し、彼らは現在の時間、ヴァナの門に入った直後に戻る。そして、ネルトゥスの力によって時を超えたグルヴェイグ、クワシルの心がセイズの心の中に宿った。
オープニング映像
<要約>
- セイズがシャボン玉何を表す?の浮く空間にいる
- シャボン玉が割れ始め、そこに召喚師が現れ、セイズが召喚師に近づき、その顔を撫でる 映像最後のグルヴェイグの行動の逆 ような仕草を見せる
- シーンが変わり、セイズの元にヘイズが手を振って近づくが、ヘイズが黄金の魔女の呪いで苦しみ、気を失い、セイズに体を預ける左半身の黄金色は呪いによるもの?
- グルヴェイグとアルフォンス&召喚師の戦いシャロン、アンナは?のシーンに移る
- アルフォンスがグルヴェイグに一撃を入れるところで時が戻り、その攻撃を読まれたアルフォンスは消されてしまう
- 召喚師の顔を撫でるように突然グルヴェイグが目の前に現れ、グルヴェイグが離れたと思いきや、すぐに召喚師は消されてしまう映像最初のセイズの行動の逆
- ネルトゥスが目に涙を浮かべるなぜ?シーンに移る
- シャボン玉が浮く黒い空間を移動するようなシーンに切り替わる
- すると、召喚師の視点に切り替わり、目の前にセイズとアルフォンスがいて、グルヴェイグと対峙する状態になっている(グルヴェイグに消される前に時間が戻ったと思われる)
<疑問>
未解決
- 度々出てくるシャボン玉の演出は何を表している?ヘイズの頭上にも浮いているがそれも関係ある?
- 予想: 世界線を表していて、シャボン玉が割れる演出は、滅びた世界線を表している。ヘイズの死も重ねて表現してるかもしれない
- ネルトゥスの涙の理由は?
- 予想: 円環を知っていたので、その運命を背負ったグルヴェイグらを憐れんでの涙
- グルヴェイグと戦っていた場所はどこ?
- 予想: おそらく、遥か未来のグルヴェイグの居城なんだろうけど、城ではない。また、1章の遥か過去の世界と同じマップであり、エンディング映像も全く同じ場所で戦っている。遥か未来なのか、遥か過去なのか、それらが同一のものなのかが分からない
解決済み
- ヘイズが苦しむ姿に驚かないヘイズの様子から、呪いによる発作的な症状だと思われるが、ヘイズの左半身に見られる黄金色の模様や、左目の色は呪いによるものか?
- A: 呪いによるもの。9章で黄金の蛇となるとき、全身に黄金色の模様が広がり、両目が黄金色になっているため
- 黄金の魔女の呪いが進行するとヘイズはどうなってしまうのか?
- A: 黄金の蛇になり、グルヴェイグの半身となる。根拠は7部後半ムービーと4章より
- 召喚師を消す時のグルヴェイグの行動と、映像冒頭のセイズの行動が逆再生になっているが、これは一体何を意味するのか?
- A: グルヴェイグとセイズが同一人物だった。セイズはストーリー上で召喚師と契を結ぶが、グルヴェイグは召喚師を殺す
13章「時」
<要約>
- ヴァイス・ブレイヴは時の扉何それ?を越えて未来のグルヴェイグの居城に到着する
- 召喚師だけ時の移動の影響によるものか、記憶を失っている
- グルヴェイグが何者か分かっていない何者?目的は?が、彼女が世界を滅ぼす存在なのは確か
- グルヴェイグを倒すが、彼女は肉体だけを時を戻して復活させ、アンナ、シャロン、アルフォンスを消してしまう
- 最後に召喚師も消され全滅する
- 何者かが召喚師を呼ぶ声が聞こえる 誰?どうやって話しかけている?
- 時はすべてを支配する
- 時は幼き命を生み
- 時は幼き命を育て
- 時は老いゆく命を殺す
- 誰も時には抗えない
1節は謎の人物による台詞から始まる。
???「時――この世のすべては時の支配下。生まれ、育ち、死ぬ。時の流れは絶対。誰も抜け出すことはできない。私以外は――」
遠目のグルヴェイグのイラストが添えられていることから、一見グルヴェイグの台詞に見えるが、誰の発言なのかは不明。
ヴァイス・ブレイブは時の扉を越えて、未来のグルヴェイグの城までやってきた。時の扉を越え、本来いるべきではない時間の世界に来ると記憶が失われるこ とがあり、召喚師は記憶がなくなった。召喚師以外は記憶があるが、本当に失われていないのかは本人達にも分からない。
ヴァイス・ブレイブもグルヴェイグが何者なのかが分からない。確かな事はグルヴェイグが世界のすべてを滅ぼす存在だということ。時を操る力があること。 グルヴェイグはアスク王国とエンブラ帝国の国境に忽然と現れ、大陸のほぼすべてを消し去っていった。犠牲者は数えきれない。
ヴァイス・ブレイブはグルヴェイグがすべてを消し去る前に居城を突き止めた。それが時を越えた遥か未来の世界。
居城にいるグルヴェイグを倒せば、世界は生き残った者によって新たな未来を紡ぎ、元に戻るはずだ。倒せなければ世界は終わる。
ヴァイス・ブレイブはグルヴェイグと対峙する。未来を拓こうとするアルフォンス達に、未来はないと定めるグルヴェイグ。
ヴァイス・ブレイブはグルヴェイグを倒すが、グルヴェイグは傷ついた肉体だけ時を戻して復活させてしまう。
そして、グルヴェイグはアンナを生まれる前の肉体が存在しない時間まで遡らせて消し去る。同様にシャロン、アルフォンスも消されてしまう。アルフォンス らを時間を巻き戻して消し去ったことをグルヴェイグは「死んだ」と表現する。
最後に召喚師を消そうとするが、セイズの声が聞こえてくる。
「この未来を変えるためにあなたに授けた神託...どうか忘れないで。希望の光は消えません。あきらめない限り、この胸の中に...」
そして、召喚師は過去に戻る。<疑問>
未解決
- 時の扉とは何か?
- グルヴェイグは何者?黄金の魔女とは何なのか?彼女の目的は?
- 黄金の蛇が伝承の存在であることは語られたが、なぜ世界を滅ぼそうとするのかについては不明。不利益しか発生しないただの呪いと考えるのが腑に落ちる
- グルヴェイグは自分の意志とは関係なく、黄金の蛇によって世界を滅ぼすことを止められない
- ヴァイス・ブレイヴはどうやってグルヴェイグの居城を突き止め、辿りついたのか?
解決済み
- 全滅した後に召喚師を呼んだのは誰だったのか?
- A: セイズ
5章「神託が告げた未来を」
<要約>
- 召喚師が目を開けると、死んだはずの仲間の顔があった
- 光の国ヴァナから来た女神セイズによると、召喚師が見たものは未来の光景だと言うどうやって見た?→女神の神託
- セイズは、グルヴェイグが未来から送り込んだ尖兵が時の侵略を引き起こしていること、自身は魔女から人間を救うためにやってきたことをヴァイス・ブレイヴに伝える
- セイズはヴァイス・ブレイヴに光の国ヴァナへ向かうよう勧める
- アルフォンスたちは道に迷いながらも、ヴァナへと導かれる
- セイズは召喚師が幼い頃会った大切な人物に似ている召喚師と過去に会ってる?と感じ、そのため女神の神託を授ける相手に選んだと伝える
- 現在のアスクとエンブラの国境付近に現れた未来のグルヴェイグなぜ国境付近に?はヴェロニカと対峙し、ヴェロニカは敗北する
- グルヴェイグはヴェロニカが死ぬのは今ではない、未来にこの大陸の滅ぶとき、黄金の魔女はそのために存在しているどういう意味?と言い、ヴェロニカを一時見逃す
- アルフォンスたちはグルヴェイグの出現を感じながらも、無事に光の国ヴァナへ到着する
そこに彼らを救うためにセイズが現れる。
セイズの説明によると召喚師だけがグルヴェイグとの未来を体験した異界より来たものだという。
そこにグルヴェイグが未来から送り込んだ尖兵が現れる。セイズは「時の侵略」が既に始まっているという。
セイズはヴァイス・ブレイブに光の国ヴァナへ向かう事を勧める。アルフォンスは警戒しながらもヴァナへ向かう事を了承する。
セイズが光の国ヴァナへの扉を案内するが、方向音痴で道に迷ってしまう。「小高い丘」というヒントからアルフォンスが「日差しの丘」であると推測し、結 局アルフォンスが先導することになる。
セイズは召喚師だけに話したいことがあると告げる。セイズと召喚師が以前どこかで会っていないかと、セイズが幼い頃、召喚師によく似た人に会った記憶が あるのだと。その人はとても大切な人で、それが召喚師かもしれない、だからセイズが女神の神託を授ける相手に召喚師を選んだと。
道中、グルヴェイグの出現をセイズは察する。グルヴェイグと戦っても決して討つことはできないから、見つからないように進むしかないと。
現代に現れたグルヴェイグはヴェロニカと対峙する。グルヴェイグはエンブラの民すべてを滅ぼす未来は変わらないと言い、ヴェロニカはグルヴェイグと戦 う。ヴェロニカは敗北するが、グルヴェイグが「あなたが死ぬ時は、今ではない。今より未来…この大陸のすべてが滅ぶ時。私は…黄金の魔女は、そのために存 在している…」と言い、止めをささなかったと思われる。
アルフォンスらヴァイス・ブレイブは、無事光の国ヴァナへの扉に辿り着き、セイズに異界へと導かれる。<疑問>
未解決
- グルヴェイグはなぜアスクとエンブラの国境付近に現れたのか?
- 予想: 世界を滅ぼすのに、わざわざ召喚師の生きるミズガルズのアスク、エンブラ付近に現れた。世界を滅ぼすために動く黄金の蛇に支配されたグルヴェイグの行動に、召喚師に会いたかったグルヴェイグ本体の気持ちが現れたのかもしれない。
- グルヴェイグがヴェロニカに対して、あなたは大陸すべてが滅ぶ時に死ぬ、黄金の魔女はそのために存在していると言ったのはどういう意味だったのか?
- 予想: 召喚師がクワシルに話した仲間の中にヴェロニカがいた可能性がある。好きだった召喚師の仲間と認識していて、その場ですぐに消さなかったのかもしれない。
解決済み
- 召喚師はどうやって未来の光景を見る事ができたのか?
- A: 女神の神託によるもの。根拠は5章タイトルが「神託が告げた未来を」であるため
- セイズが幼い頃会った大切な人が召喚師である気がすると言ったが、セイズの過去に何があったのか?
- A: セイズの幼い頃はクワシルだったが記憶に封をされている(4章より)。クワシルは時を越えて怪我をした召喚師の世話をしながら長い期間一緒に暮らしていた(2章より)。その時の記憶が僅かに残っていたと思われる。
6章「光の国の王」
<要約>
- アルフォンスたちはヴァナの王ニョルズと出会い、魔女グルヴェイグのしもべがヴァナ全体に蔓延っていることを知る
- ニョルズからヘイズが襲撃されていると聞き、セイズはヘイズを助けに向かい、アルフォンスたちも同行する
- ヘイズを助けた後、召喚師がセイズの運命の人であることをヘイズから告げられる。召喚師は神託を授ける相手に選ばれた特別な存在である
- ヘイズが「黄金の魔女の呪い」で苦しむなぜ呪いをかけられた?が、アルフォンスはヘイズの体を這う蛇が未来で召喚師が見たグルヴェイグの姿と似ている事に関係があるどういう関係?のではと推測するが、考えすぎかと取り下げる
ニョルズの目にヘイズが金糸の川のほとりで魔女のしもべに襲われているのが映る。セイズはヘイズを助けに向かう。アルフォンスらも同行する。
ヘイズを無事助けたセイズは喜びの感情をあらわにする。しかし、喜びの感情をあらわにするような人間らしいことは女神にとってはしたない事であるとニョ ルズに教えられており、ニョルズに叱られてしまうという。
ヘイズは召喚師を、セイズの特別な存在、セイズの運命の人であるという。それは神託を見せる相手に召喚師を選んだから。女神が人に神託を授けるのは、人 間に身も心もすべてを捧げることと同じで、特別な事であると。
ニョルズのもとに戻ろうとする道中、ヘイズの体を蛇が這って、苦しみ、気を失う。
ニョルズによると、これはグルヴェイグの「黄金の魔女の呪い」だという。
これを見たアルフォンスは、召喚師が未来で見たグルヴェイグにも同様に蛇のような何かがあることから何かを推察するが、考えすぎかと取り下げる。<疑問>
未解決
- ヴァナにもグルヴェイグのしもべが蔓延っているということはミズガルズ以外も消滅させようとしているのか?
- A: 世界を滅ぼすと言ってるので、そういうことだと思われる
解決済み
- ヘイズがグルヴェイグに呪いをかけられた理由や経緯は?
- A: ヘイズはグルヴェイグ(セイズ)の子供であり、ミズガルズ消滅後に生まれ、グルヴェイグによって過去に送り込まれる(4章より)。その時に将来セイズがグルヴェイグとなるために必要な黄金の蛇の半身を生み出すため呪いをかけたと思われる。
- 呪われたヘイズの体の蛇模様がグルヴェイグにもあったことを見て、アルフォンスは何を考えたのか?
- A: ヘイズはセイズがグルヴェイグになるための半身だった。正確には黄金の蛇を育てるための器だった。アルフォンスはヘイズがグルヴェイグが生まれるきっかけとなる存在ではないかといったことを考えたと思われる
7章「地の女神の再会」
<要約>
- ニョルズは光の力でヘイズの呪いを浄化しているが、長くは持たず、治すには魔女を倒す必要がある
- グルヴェイグを倒すには「櫂」の力が必要というが、ニョルズの妹のネルトゥスが櫂を盗んでしまったなぜ?
- セイズはネルトゥスの隠れ住む神殿に行って櫂を取り戻すよう命じられ、ヘイズも同行する
- ヘイズはもし自分に何かあった場合はセイズを慰めて欲しいと召喚師に頼む
- セイズらは神殿近くに到着し、シャロンがヘイズに「体を治すためには、よく休むことと、よく食べることが大切なんですよ」 2章の伏線 と言い、用意した食事を勧める
- 神殿に着くと、ネルトゥスが現れ、ネルトゥスは人間を「かわいい、貴い、守ってあげたい」と言い、シャロンたちを子供と表現する
- アルフォンスが櫂を返すように頼むが、ネルトゥスはそれに応じず、人間が辿り着くことができない奥の間に櫂を隠す
- アルフォンスたちは奥の間になんとか辿り着き、ネルトゥスと戦うが、彼女を倒すことはできなかった
- ネルトゥスはかわいい人間を倒すことができないため、諦めて櫂を受け渡す
- ネルトゥスは未来でシャロンやアルフォンスに一度会っているネルトゥスは未来から来た?と話す
- ネルトゥスは次再会したときに困ったことがあれば、可愛くお願いすれば気が変わると思う未来で何がある?と助言し、そのまま眠りにつく
ヘイズを救う方法、すなわちグルヴェイグを倒す方法をセイズはニョルズに尋ねる。ニョルズはセイズに我が「櫂(かい)」の力を与えるという。この櫂は ニョルズの力の源だが、ニョルズの妹のネルトゥスが盗んでしまった。
ネルトゥスの隠れ住む大地の神殿に行って櫂を取り戻すことをニョルズより命じられ、セイズは了承する。
セイズと少しでも長く一緒にいたいヘイズも同行することとなる。ヘイズ自身ももう自分に時間が残っていない事を察している。
ヘイズが召喚師にだけ話しかける。ヘイズにもしものことがあれば、セイズは泣いてしまうかもしれない、ヘイズにとってセイズが悲しむのはつらいことなの で、その時は召喚師がセイズ慰めてあげてほしい、そうすれば安心できると召喚師に話す。
そして、ネルトゥスの神殿が見えるところまで辿り着く。シャロンが用意した食事をセイズ、ヘイズも一緒に食べることを勧める。シャロンは「体を治すため には、よく休むことと、よく食べることが大切なんですよ」とヘイズに言う。この発言が後の伏線になっている。女神に食事は不要だが、シャロンの美味しくて 幸せになれるという厚意を受け入れ、一緒に食事をする。
ネルトゥスがフロージやフレイヤの叔母にあたる女神であることが明かされる。ネルトゥスは動物も人間も地上に生きるすべての生き物を愛している女神。
ネルトゥスが目の前に現れ、人間を「かわいい、貴い、守ってあげたい」と言い、シャロンらをちっちゃくて純粋で人間の子供って可愛いという。神々からす れば定命の人間は子供のようなものなので、大人のシャロンらを子供といっているらしい。
アルフォンスがニョルズの「櫂」を返してほしいというが、ネルトゥスはぜったいにニョルズには返せないと、その要求には応じない。ネルトゥスはかわいい 人間を怪我させたくないので、人間が辿り着く事ができない奥の間に行く。
しかし、アルフォンスらは奥の間に辿り着く。
櫂を取り戻すためにネルトゥスと戦うが、ネルトゥスを倒すことはできなかった。しかし、かわいい人間を倒すことができないネルトゥスは諦め、そこまで望 むなら櫂を持ってお行きなさい、特別よ、と櫂を受け渡す。
ネルトゥスはシャロンに以前あった時のままとってもかわいい、と発言する。アルフォンスとも会ったことがあるという。しかし、シャロンにもアルフォンス にもそんな記憶はない。
記憶がないのはシャロンとアルフォンスがネルトゥスに会うのは初めてだからとネルトゥスは話す。
これから先シャロン、アルフォンスはネルトゥスと再び出会うことになる、その時にネルトゥスは彼女らに初めて出会ったという。困惑するアルフォンスにじ きにわかるわと話す。また、ネルトゥスはシャロンに「次に私と会う時、困った事があれば、私の好きな動物たちみたいに可愛くお願いしてみて。そしたら、私 の気が変わると思うわ」と助言する。
今は意味がわからなくても大丈夫、また後でねと言い残し、そのままネルトゥスは眠りにつく。<疑問>
解決済み
- ネルトゥスがニョルズから櫂を盗んだ理由は?グルヴェイグを倒さなければ世界が滅ぶなら、その阻止を邪魔するような行動を取るにはそれなりの強い理由があるはず
- A: ニョルズがネルトゥスの【土】を盗んだため。ニョルズの企てにネルトゥスが気づいていたかは不明
- ネルトゥスが未来のシャロンやアルフォンスと会っているというのはどういう意味だったのか?
- A: この後、過去の世界に飛んだシャロンらは過去のネルトゥスと会うことになる
- ネルトゥスがシャロンに対して、次に会う時に困った事があれば可愛くお願いしたら気が変わると思うと言ったのはどういう意味だったのか?
- A: 過去の世界で過去のネルトゥスに見つかってしまったとき、可愛くお願いすることで見逃してもらえた。シャロンは未来でシャロンらにあったら、そのようにふるまうよう助言してくれとお願いした
8章「現在の魔女」
<要約>
- ニョルズが光の力を取り戻し、その力をセイズに授ける
- 光の儀を行い、完全な未来の魔女になる前の現在の魔女を探し、倒すことを命ずる
- ニョルズからセイズにはヴァナの繁栄のために子を成す使命が与えられており、その相手に選ばれた召喚師は女神の契りを求められる(お そらく応じたと思われる)生まれる子は誰?
- ヴァナの神殿に着き、光の儀を行うが、現代の魔女が九の世界のどこにも見つからない
- 現在の魔女がヴァナにいるのではないか現在の魔女は誰?というところ で、未来の魔女が現れ、包囲されてしまう
- 逃げ場を失ったセイズらは光の力で過去へ逃げる。光は時、時は光魔女の時の力と光の力は関係ある?
- 召喚師だけグルヴェイグに「...行かせはしない。召喚師、あなたは...」何を言いかけた?と妨害されたまま、時が動き出してしまう
未来のグルヴェイグは永遠に近い歳月を重ね無限の力を得ているため、討つことはできない、だから生まれ育った元を辿り、現在の時間のどこかにいる力を持 つ前のグルヴェイグを探して倒すのだと。
光の儀を行い、現在のグルヴェイグを探すのだと。
そして、ニョルズからセイズには以前から別の使命が与えられていた。それがヴァナの未来のため、繁栄のために子を成す事だった。女神は人と子を成すこと ができ、その相手には召喚師を選んだ。肉の交わりではなく、心の、女神の契りを行うと数年後、ヴァナの地のどこかで、光と共に新たな神として生まれる。
なぜ召喚師を選んだのかについて、セイズ自身もはっきりとはわかっていないが、セイズは召喚師のことをずっと前から知っていた気がするという。セイズに 女神の契りとして手を重ねることを召喚師は要求される。(この後契ったのかどうかは不明)
そして、ヴァナの神殿に辿り着き、セイズは光の儀を執り行う。
「――光よ。――金色の輝きよ。――時をもたらすものよ。――我が身に宿れ。――彼の魔女を示せ。」
これにより、セイズには九の世界のどこにいてもグルヴェイグを見つけ出すことができるようになる。
ヴァナ以外のどの国にもいないことが分かり、ヴァナにいるのではないか?ということになる。
すぐ近くに見えた、とセイズが発言した後、未来の完全なるグルヴェイグが目の前に現れる。グルヴェイグはセイズらがどこにも逃げられないよう周囲を閉ざ す。
どこにも逃げることもできない、グルヴェイグに勝機もなくなったアルフォンスら。セイズはニョルズから授かった力により、光の力を使う事ができるように なっており、その力で過去へ脱出すると提案する。光は時、時は光であると。
いつに戻るかは分からないが、迷っている暇はなく、アルフォンスらはセイズにつかまり、過去へと移動する。
しかし、グルヴェイグは「...行かせはしない。召喚師、あなたは...」と言い、召喚師を掴む。そのまま光の力が発動し、時が動き出す。<疑問>
未解決
- セイズはどこから生まれ、ニョルズとは今の主従関係をどう築いたのか?
- クワシルがセイズになることは明かされたが、その後、ニョルズに仕えるまでの詳細は語られなかった
- グルヴェイグが「行かせはしない。召喚師、あなたは..」と言った続きはなんだったのか?
- 予想: グルヴェイグの本心が漏れて、あなたは私の大切な人と言いかけた。もしくは、この世界線の召喚師は特別な存在だとネルトゥスが語っている。グルヴェイグもそれに気づき、過去に行かせはしない、召喚師、あなたは円環を止める力を持っている、というようなことを言いかけた
- 光は時、時は光であるということは、ヴァナの光の力とグルヴェイグの時の力は何か関係があるのか?
- A: ニョルズの光の力、グルヴェイグの時の力がどのような関係なのかは不明だが、セイズがグルヴェイグであったこと、時は光、光は時、という文言が強調されてることから、両者の力は同一、もしくは関係性が強いと思われる
解決済み
- セイズに子を成す使命が与えられたのはヴァナの繁栄のためだと言われているが、本当にそれだけなのか?
- A: 時の円環の中で子であるヘイズがセイズの黄金の魔女化に必要な存在だったから
- 現在の魔女は誰だったのか?今は存在しなかったのか?もしくはセイズやヘイズ?後に現れるセイズと召喚師の子?
- A: セイズ(4章より)
- 結局セイズは召喚師と女神の契りを行ったのか?行ったとしたら生まれる子は誰になるのか?
- A: 契りによってヘイズが生まれる(4章より)
2章「過去の世界」
<要約>
- ヴァイス・ブレイヴとセイズは数百年前のヴァナに飛ばされ、アルフォンスらははぐれた召喚師を探しに出る
- アルフォンスらより百日ほど過去に飛ばされた召喚師はクワシルに助けられる
- クワシルは「体を治すためには、よく休むことと、よく食べることなぜシャロンの教えを知ってる? ...だそうです。」と言い、召喚師の世話をする
- 召喚師は仲間を心配するが、クワシルは百日もすれば会えると告げる。自分が光の女神だから知っていると
- クワシルは召喚師があのまま死んでしまったら、また一人になってしまうなぜ一人で暮らしてる?から助けた、もっとアスクや召喚師の話を聞かせてほしい魔女が ミズガルズに現れた事に関係する?と言う
- クワシルは金色に輝くブレイザブリクとそうでないブレイザブリクなぜ2つある?を 泉で拾い、召喚師に自分のものを選ばせ、受け渡す
- 百日経ち、召喚師とアルフォンスらが再会する
- 希望の女神セイズと初めて会ったクワシルは自分が未来で魔女グルヴェイグになる何のために?と告げ、敵意を向ける
- アルフォンスは、クワシルが未来のグルヴェイグならなぜ現在には..と言いかけ何を言いかけた?、グルヴェイグになるための使命使命とは?を果たすというクワシルを追う
- ヴァナに時間を越えてきた何者かの存在を感じ取ったネルトゥスが、ニョルズに見つからないうちに助けに向かう
召喚師はひどい怪我をして谷底で倒れていたところをクワシルに助けられていた。まだ怪我は治っていないので休むことを勧められる。クワシルはこの谷で一 人で暮らしていた。
クワシルはここで待っていてと言ってどこかに行く。召喚師が朝に目覚める。近くの川で水を汲んできた。召喚師に飲ませる。実を食べさせる。
「身体を治すためには、よく休むことと、よく食べること...だそうです。」←シャロンがヘイズにいったこと
「誰から聞いたのかよく覚えていません。でも、正しいと思います。」
召喚師がよくなるまで世話をしてあげるとのこと。無事に治ったら私に感謝してもいいです。口を開けて下さい。あーん..
仲間の事が心配かと尋ねる。仲間とは無事会えるという。でも今は無理だと。召喚師は仲間よりずっと過去の時間へ飛ばされてしまったからだと。この時間に はまだ仲間がいないから探しても見つからないと。ここで待って昼と夜を百程繰り返した後、あなたの仲間は現れます。そしたら再会できます。
なぜそんなことを知っているかというと、クワシルは光の女神の一人だから。光は時、時は光、ですから。
召喚師の怪我が大分よくなる。クワシルはお礼はいらないという。あなたを助けたのは私が一人だったから、あなたがあのまま死んでしまったら、また一人に なってしまいますからと。今夜またアスク王国という国の召喚師の仲間や人達の話を聞かせてくれといった。召喚師のしてくれる話を何度でも聞きたいと。
クワシルは泉で2つのブレイザブリクを拾う。金色の光で輝いている方と、そうでない方、どちらが召喚師のものとかと尋ねられる。召喚師はおそらく自分の もの(輝いてない方?)を選んだと思われる。
召喚師の怪我が治ると、クワシルは寂しそうにやっぱりどこかへ行ってしまうのか?アルフォンス王子を探しに行くのか?と尋ねる。
そのとき、召喚師を呼ぶ声が聞こえる。アルフォンスらと再会することができる。
セイズと会ったクワシルはそこで何かを理解する。私とあなたは未来では敵同士だという。自分が未来では魔女グルヴェイグと名乗る事になると告げる。
幼い頃のグルヴェイグなのか?
クワシルは自分がグルヴェイグとなるための使命を果たすという。アルフォンスらはグルヴェイグにならんとするクワシルを追う。
アルフォンスには気にかかる事がある。魔女グルヴェイグが永遠に誓い歳月を重ねた存在なら確かにこの過去の世界にもグルヴェイグはいたはず。もしクワシ ルがグルヴェイグだとすると一つ分からない事がある。過去の時代のクワシルが、未来の時代にグルヴェイグとなったなら、それなら、なぜ現在には...
考えがまとまらないからクワシルを追おう、それですべてがわかるはずだと。
現代のヴァナに時間を越えて誰かがやってきたのをネルトゥスが感じ取る。人間だったらニョルズに見つかる前に私が助けてあげなくちゃと不穏なフラグを立てて終わる。<疑問>
未解決
- ネルトゥスの反応的に、時間を越えて誰かがヴァナにやってくるのは日常茶飯事のように見えるが、普通のことなのか?
- 不明
- クワシルが一人で暮らしているのはどういう背景があるのか?
- 予想: グルヴェイグが体の時を戻して過去へ飛び、記憶の多くを失っていたので、その性格もあり、交流できる人と巡り合えなかったのかもしれない。過去の世界でエクラと会うまで、どれだけの時間が経っていたのか、それまでなぜ他の人と交流がなかったのかは不明。
- アスクや召喚師、その仲間に興味を持って話を聞いていたのと、未来の魔女がミズガルズを消滅させようとしたことに何か関係はあるのか?
- 予想: 世界を滅ぼすという行為はグルヴェイグの意志とは関係なく、黄金の蛇の呪いによって行われる行為であり、好きだった召喚師
解決済み
- ヴァナに時間を越えてやってきたのは誰だったのか?
- A: 最後のネルトゥスは過去のネルトゥスで、時間を超えてやってきたのは召喚師たちのこと
- なぜ過去のクワシルはシャロンが現代でヘイズに話した「身体を治すためには、よく休むことと、よく食べること」という教えを知っているのか?
- A: クワシルはグルヴェイグが肉体の時を戻した姿であり、グルヴェイグはセイズとヘイズから生まれた(4章より)。そのためセイズやヘイズの記憶がわずかに残っていると思われる
- なぜブレイザブリクが2つあったのか?なぜ片方は黄金に輝いていたのか?
- ネルトゥスのLV40会話で、ネルトゥスが過去か未来で召喚師の神器に力を与えると話しているので、片方はネルトゥスから力を与えられたブレイザブリク?
- なぜクワシルは未来でグルヴェイグとセイズが敵対することを知っているのか?
- A: クワシルは未来のグルヴェイグが肉体の時を戻した姿だから(4章より)
- クワシルがグルヴェイグになるための使命とはなんなのか?
- A: 記憶に封をしてセイズになる(4章より)
- なぜクワシルはグルヴェイグになろうとしているのか?
- A: クワシルはグルヴェイグ本人が肉体の時を戻した姿だから(4章より)
3章「回る円環」
<要約>
- ヴァナの王城へ向かうクワシルを追うヴァイス・ブレイヴ
- しかし、アルフォンスらを知らない過去のネルトゥスに見つかり、引き留められてしまう
- ネルトゥスがアルフォンスらの未来で一度会っているとは、過去の世界で会っているという意味だった
- ニョルズに見つかると大変だからと見逃してくれないネルトゥスにネルトゥスからの助言通り、シャロンが語尾にぴょんをつけて可愛くお願いすることで見逃してもらえる
- 過去のニョルズのもとに辿り着くクワシルは、ニョルズに自らが未来のグルヴェイグだと伝える。伝承のグルヴェイグヴァナに何か言い伝えがある?の出現に戸惑うニョルズ
- 「私が伝えたことで、あなたが未来でとる行動は決まりました。すべては時に定められています...それが黄金の魔女の呪い...」とクワシルが発言し、去る
- セイズがニョルズと対面。過去のニョルズは当然セイズを知らない
- グルヴェイグの尖鋭とニョルズの尖鋭に囲まれるヴァイス・ブレイヴら
- クワシルは使命を果たすという。「過去へ行き、ニョルズの未来を変え、そして...」
- セイズらはクワシルに追いつく
- 召喚師と一緒にいた時間は楽しかった、時間が止められるならあの時のままでいたかった、でも時は残酷です、私は成長してグルヴェイグとなり、未来であなたを殺してしまう、そしてグルヴェイグは肉体の時を戻し、過去の時間へ飛ぶのだと話す。それがクワシルだと。
- 「過去から未来へ、そしてまた未来から過去へ、時を巡り巡って何度も何度も繰り返される命、時の円環、それが黄金の魔女の呪いです」とクワシルは話す
<疑問>
未解決
- クワシルが未来のグルヴェイグであることをニョルズが知ることで、ニョルズの未来はどのように変わったのか?変わらなかった未来はどんな未来だったのか?
- A(推測): クワシルをグルヴェイグにするために行動するようになった
解決済み
- クワシルがグルヴェイグとなったなら、現在の魔女は結局誰のなのか?
- A: セイズ(4章より)
4章「己の尾を呑む蛇のように」
<要約>
- 召喚師を最後に倒しミズガルズを滅ぼすグルヴェイグ、グルヴェイグは円環を始める
- グルヴェイグが過去に契りを交わして成した自らの娘がミズガルズが滅んだ後に生まれる。それはヘイズであり、ヘイズはグルヴェイグの半身だった
- 生まれたヘイズを過去へと送り、セイズと姉妹として過ごさせる。グルヴェイグは自分自身の肉体の時を戻し、自分自身を更に過去へと送る
- クワシルを追うセイズはクワシルにグルヴェイグとなる未来を選ばないよう説得しようとするが、クワシルはそれを聞かない。希望の光は..と言いかけるセイズに、クワシルは先読みしてその続きを話す。まるで自分自身の言う事かのように
- 希望の光は..、セイズは自身の心の支えにしてきたその言葉をいつ、誰から教わった言葉だったのか思い出せない
- クワシルのグルヴェイグになるための儀式、それは自分の記憶に封をする、自分がグルヴェイグだということを忘れること
- セイズの説得に応じないならクワシルを討たなければならないとセイズは告げるが、アルフォンスがそれを止める。その理由を語るが、それを自覚していたセイズが途中から自ら語る
- 光の儀で現在の魔女の姿をセイズは見つけられなかった、それはセイズ自身が未来のグルヴェイグだったから
- クワシルはセイズとなり、セイズがやがて未来のグルヴェイグとなる
<疑問>
未解決
- グルヴェイグがいないとクワシルは存在しない、クワシルがいないとグルヴェイグは存在しない、グルヴェイグは誰からも生まれた事がないという。そして召喚師がセイズと女神の契りを交わさなければヘイズは生まれなかった。ヘイズが生まれないとグルヴェイグは誕生しない。始まりはどこ?
- ストーリー中では語られなかった
- クワシルがセイズなら、ニョルズとの関係はどのように築かれたのか
- ストーリー中では語られなかった
解決済み
- グルヴェイグが肉体の時を戻したなら、半身であったヘイズはどうなる?12章でヴァイスブレイヴが消されたのと同じ原理で、ヘイズも元の姿に戻るが、戻りすぎて存在自体が消える?
- A: ヘイズは半身というか、黄金の蛇を育てる器のような存在だった
中間ムービー「黄金の呪い 」
https://www.youtube.com/watch?v=zpj9f0JaJSc
<疑問>
未解決
- 本編と時系列が違うのはなぜ?
- 推測: 滅びた歴史の描写であると思われる(それ以外に説明がつかない)
9章「無垢の女神ヘイズ」
<要約>
- セイズの前に現れるグルヴェイグ
- クワシルの成長した姿が自分であり、自分が成長した姿がグルヴェイグであることを受け入れられないセイズ
- セイズは自分が世界を滅ぼす恐ろしい魔女になることはあり得ないと言うが、グルヴェイグに「私も昔あなたと同じことを言った」と告げられる
- グルヴェイグに過去から現在の世界に戻される。そこでグルヴェイグ自身が体験したすべてをセイズが味わうことになると
- 現在の世界では、ヘイズの黄金の魔女の呪いの力が強まっていた
- ニョルズの光の力をもってしてもどうにもならない状態になっていた
- ニョルズはせめても慈悲として、姉の手でヘイズを永劫の苦しみから解放することをセイズに命じる
- セイズはなんとかヘイズを助けたいが、苦しむヘイズを早く楽にさせてやれとニョルズにせかされ、ヘイズを倒す
- 嘆くセイズにヘイズは感謝を述べ、大好きだと伝え、息を引き取る
- そこでニョルズが突如態度を一変させ、「よくやったぞ、セイズよ。これでヘイズの中で育った黄金の蛇はお前へと入り込んだ、私の企て通りにな」と言い放つ
- セイズが妹を救うため、グルヴェイグを倒すために戦ったことも、ニョルズの【櫂】を取り戻し、光の力を得てヘイズを討ったことも、すべてがセイズがグルヴェイグとなるために必要な儀式だったと告げる
- 黄金の蛇よ、この女神の中でのたうつがいい。この者こそが黄金の魔女となるために。お前が絶望するほどに、蛇はお前に巻きつき、お前の心を食らいつくすだろう。その絶望の行き着く先こそが黄金の魔女グルヴェイグよ
<疑問>
未解決
- 過去の世界でクワシルがニョルズに自身をグルヴェイグだと伝えた。それを聞いたニョルズは伝承にあるグルヴェイグの出現に戸惑っていた。ニョルズはいつからどのようにグルヴェイグの存在を認識し、その儀式に加担することになったのか。なぜ過去の世界ではグルヴェイグの存在に戸惑っていたにも関わらず、現在の世界では、グルヴェイグ化するセイズに対してあんな下衆な表情で笑うことができたのか
- ストーリー中で語られてない
- 召喚師が過去に飛ぶ直前、グルヴェイグが行かせはしないと止めようとしたが、過去での出来事もグルヴェイグになるための儀式だったとニョルズは言った。グルヴェイグが止めようとしたことすら儀式だったのか?
- 不明
解決済み
- セイズをグルヴェイグにすることでニョルズになんの得があるのか?
- A: ニョルズは自らが老い、衰え、神が人間に代わられてしまう世界を消したかった
10章「色褪せた光」
<要約>
- 泣きながら自ら殺めてしまったヘイズの名前を呼ぶセイズ
- セイズから女神の信託を受けたエクラの言葉があればセイズも立ち直れるかもしれないとアルフォンスから助言を受ける
- そこに魔女グルヴェイグが出現
- セイズはグルヴェイグにあなたになるくらいなら自害すると言う
- しかし、グルヴェイグから、黄金の蛇が死ぬことを許さないから無駄だと、自らもそうだったからと伝えられる
- アルフォンスらはニョルズのもとに向かい、グルヴェイグを倒すための情報を聞き出すことにする
- ニョルズのもとに着くと、ニョルズは時とともに自らの力が衰え、輝きが色褪せていく恐怖を語る。それなのに時と共に人間は地に満ちていった。やがて神が人間にとって代わられる未来があってはならない、そのような未来は消し去ってくれようと
- そんなことのためにヘイズを..と言うセイズに対して、殺したのはお前だと返すニョルズ
- グルヴェイグにアルフォンスらを皆殺しにするよう命令するニョルズ
- 中々動かないグルヴェイグに「世界を滅ぼし、人間を滅ぼすのが貴様だろうが!」と煽るニョルズ
- 「世界を滅ぼす、人間を滅ぼす、そしてお前も」とグルヴェイグは返す
- グルヴェイグはニョルズの時を未来に進め、干からびさせて殺す
- グルヴェイグはセイズに対して「私は今、あなたの望みをかなえた。あなたもやがて私と同じことをする」と言う
<疑問>
未解決
- グルヴェイグは自害を試みた過去がある。今回のセイズが自害を試みる前にグルヴェイグに無駄だと止められた。つまり、自害を試みるか試みないかの差異が今のグルヴェイグとセイズの間で出ている訳だが、それはそういうものなのか?
- 分からない
- セイズはニョルズを殺したいという発言はしていないが、グルヴェイグがセイズの望みをかなえた、と言ったのは自分自身だから分かった願望という解釈でいいのか
- 推測だが、それ以外には考えにくい
- ネルトゥスはなぜ櫂をニョルズに返したのか?もしニョルズの思惑を知っていたなら返すと世界は滅ぶことになるし、知らなかったなら、どこまで知っていて櫂を盗んだのか?
- 推測:ネルトゥスは黄金の蛇にすごく詳しかった。だから、ヘイズがニョルズに利用されていることを知っていたと考えるのが自然。なので、ニョルズに櫂を返すのは非合理的すぎる。シャロンらの可愛さに耐えられなかったのか?
- あと、ヘイズの事情を知っていたとして、ヘイズを助けなかったのは、【土】を盗まれていて、【櫂】を持っているニョルズには勝てなくて、助けられなかったと考えることはできる
11章「無限と無限」
- ニョルズは死んだけど何の情報も得られなかった
- セイズはアルフォンスらにグルヴェイグを倒す方法がないなら私を殺してほしいと頼む(黄金の蛇により自死できない)
- セイズを殺してもグルヴェイグが消えるとは限らないと冷静に分析するアルフォンス
- そこに現れたネルトゥスが【土】があるニョルズの宝物殿に向かうことを提案する
- もともとネルトゥスが【櫂】を盗んだのはネルトゥスの【土】をニョルズに盗まれたためだった
- ニョルズとネルトゥスは生まれた時から水と油のようにそりがあわなかった
- 誕生した黄金の魔女は女神セイズとは異なる存在なので、セイズが死んでもグルヴェイグは倒せない、すべての元凶は黄金の蛇なので、それを退治すればよいと助言するネルトゥス
- 時の円環によって無限の力を得た黄金の魔女
- 円環…それが、黄金の蛇の力の源よ。クワシルからセイズ、そしてグルヴェイグ…この時の流れの間、儀式によって黄金の蛇は力を得る。そしてグルヴェイグは若返り、クワシルとなって過去へ飛ぶ…クワシルからセイズ、そしてグルヴェイグ…また時は流れ、儀式によって黄金の蛇はまた力を得る。何度も何度も繰り返され、得た力は何重にも何重にも重なって、黄金の蛇は無限の力を得る。
- 【土】があれば黄金の蛇に抗う光の力を一度だけ授けることができる
- 一は無限には勝てない
- 鍵はエクラ、今ここにいるエクラだけが例外
- 召喚師の神器は既に大地の女神の力を受け、光の粒に包まれていた
- 未来でグルヴェイグに殺された召喚師の神器はクワシルが過去へ送られる時、一緒に過去に飛ばされた
- 召喚師が過去に飛んだ時、クワシルから光り輝くブレイザブリクを受け取っており、それが既に大地の女神の力を受けた神器だった
- このブレイザブリクはそれを何度も繰り返し無限の女神の力を受けているかもしれない
- 無限と無限、どちらが勝つかは分からないが、無数の召喚師の中で唯一人の「あなた」なら黄金の蛇の呪いを解けるかもしれないと話すネルトゥス
- 召喚師がセイズに向けてブレイザブリクの引き金を引くと、セイズの体から黄金の蛇は滅び、地に還った。セイズは円環を外れた
- しかし、黄金の蛇は未来と過去にまだ存在する
- クワシルとグルヴェイグの中の蛇も倒す必要がある
- セイズに宿った大地の力で黄金の蛇を滅ぼすことができる
- 力を宿せたのはセイズだけで、セイズはグルヴェイグ、クワシルを討つことはできるが、救うことはできない
<疑問>
未解決
- ネルトゥスが黄金の魔女に関して異様に詳しいのはなぜか?
- 推測:少なくとも過去の世界ではグルヴェイグは伝承の存在だった。そして、それはクワシルからニョルズに知らされた。ネルトゥスもそこで知っている可能性がある。慈悲深いネルトゥスは、クワシルやセイズを救いたいと思い、長い年月をかけて黄金の魔女の伝承について調べていた可能性がある。
- 4章でグルヴェイグは自身の肉体の時を戻し、過去に戻るって言ってたけど、"送られる"ってことは自分で過去に戻ったんじゃなくて、過去に送りこんだ第三者がいるってこと?黄金の蛇によって過去に送られた?
- 推測:黄金の蛇の力によって"送られる"と解釈するのが妥当そう
- 無限vs無限であれば、今までも
- クワシル、グルヴェイグがセイズとは異なる存在で、セイズが円環から外れただけじゃダメで、それぞれの蛇を倒さなければいけないという設定になっている。クワシルが成長した姿がセイズって訳じゃないのか?グルヴェイグが体の時を戻してクワシルまで戻れるのは存在の垣根を越えられる力があるってことなのか?
- 推測:クワシル、セイズ、グルヴェイグは異なる世界線の存在、時の流れで繋がらない異なる個体であると考えられる。ネルトゥスがセイズを殺してもグルヴェイグは消えないと発言している事からもそう考えられる。そうすると1つの疑問が生じる。世界線が無限にあると仮定すれば、3つの個体どころか、無限の個体が存在するはず。それなのにストーリー中では未来、現在、過去の蛇という3つの個体のみを滅ぼせば円環が終わるという話になっている。つまり、最初から3つの黄金の蛇が存在し、3人の黄金の魔女が存在し、それらが異なる世界線をループしているということになる。始まりから3人の黄金の魔女が存在したのか、何かを機に増えたのかは不明。
- ヘイズの中にいた黄金の蛇がセイズに入って黄金の魔女化する流れだったから、てっきり黄金の蛇はヘイズの中に仕込まれてて、クワシルの中にはいないと思ってたけど、クワシルの中にもいたってこと?黄金の蛇は分裂できるってこと?それとも子に遺伝するってこと?
- 推測:クワシルの中に蛇がいるということは語られているので、いたということになる。蛇は分裂できると考える他ない。ヘイズの中にも仕込まれ、クワシルの中にもいて、ヘイズの中の蛇がセイズに入ることにより、黄金の魔女が誕生すると考えられる。
12章「過去の魔女クワシル」
過去と現在
- 現在の時間に飛ばされるクワシル
- そこでクワシルはグルヴェイグから「黄金の蛇は円環を断つ者を許さない。過去、現在、未来、全員は生きられない。セイズはグルヴェイグらを殺すしかない、グルヴェイグ、クワシルはセイズを殺すしかない。黄金の蛇がグルヴェイグとクワシルのいるべき時を動かす。どちらかが必ずセイズと出会う、そして、殺し合う」と告げられる
- その後、クワシルはセイズらと出くわし、セイズらはクワシルを殺そうとする
- クワシルも戦うしかないことを納得し、戦い、敗北するが、まだ生きたいと言い、逃亡する
- こうしてる間にも黄金の蛇が力を蓄えているのでクワシルを追わなければならない。ここにいるクワシルはセイズの少女時代の肉体と心を持つ別人、クワシルを殺してもセイズは消えないとネルトゥスは話す
- しかし、セイズはクワシルが別人だからこそ、クワシルの未来を奪うことに罪悪感を覚える
- どうにかクワシルを殺さない方法はないかと言うシャロンに、クワシルを殺す以外に世界を救う方法はないと話すネルトゥス
未来の私へ
- クワシルを追い詰めるセイズら
- クワシルはセイズの姿を見て、未来の自分の姿が高身長で、胸も大きくてうれしいと言う。未来の私、楽しいことはありましたか?好きな人はできましたか?
- クワシルを倒すセイズら
- クワシル「私は何も知りませんから。嬉しいこととか楽しいこととか、そういう幸せを何も。おともだちも、すきなひとも、大切な人も、私には誰もいませんから。でもあなたはたくさんのことを知っているから、たくさん大切な人がいるから。何もない私よりきっと、あなたが生き残る方が良いのです。」
- セイズ「嘘です。あなたは知っているはずです。召喚師と一緒に過ごした思い出を。あなたのとても大切な人を。」
- クワシル「もう忘れたのです。覚えていません。それでいいのです。だから、私の分まで生きてください。未来の私」
<疑問>
未解決
- ネルトゥスがクワシルを殺す以外世界を救う方法がないと即答できるのはなぜ?どこでそんな知識を身につけた?
- 推測:黄金の蛇について長い月日をかけて調べたと考えるしかない
- セイズ、クワシル、グルヴェイグが別人であり、同じ空間に同時に存在できるということは、同じ時間軸上にいない存在同士であるということになる。グルヴェイグは肉体の時を戻して、過去に移動したが、ここで言う過去に移動というのは違う時間軸の過去ということになると思われる。異なる時間軸を異なる世界線と表現すると、この理屈で言えば、元の世界線のグルヴェイグが違う世界線のクワシルとなって存在し続けることになるから、元の世界線からグルヴェイグは消え、違う世界線にクワシルが生まれることになる。つまり、世界線が違えど、元の体が過去に移動しているなら黄金の魔女はすべての世界線を通して1人しかいないはず。なぜ3人いるのか?どういう理屈で増殖したのか?
- 前の項目で似た疑問の推測に書いた以上のことは分からない
エンディングムービー「円環を越えて」
エンディングムービーはストーリー第1章が公開される前に公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=bGDyCSVubhs&t=3s
セイズに宿った大地の力で、グルヴェイグの黄金の蛇は消滅します。グルヴェイグ自身が消滅するまでの僅かな時間、グルヴェイグはセイズを手繰り寄せ、セイズの顔をなでる仕草をします。
これはオープニングムービーでセイズが召喚師に対して行った仕草と重なります。
オープニングムービーではグルヴェイグ自身も召喚師を殺す前に顔をなでる仕草をしています。
この仕草は愛する人へ行う仕草であると考えられます。グルヴェイグがセイズの顔をなでたのは、死の直前、セイズを召喚師に重ねた、もしくは過去の自分を大切に思っていたという現れなのかもしれません。
<疑問>
未解決
- エンディングムービーがオープニングムービーと同じような流れで、途中でセイズによってアルフォンスが守られて展開が変わっている。オープニングムービーが過去に繰り返してきた無限の世界の終わりの1つだとするなら、これまでも遥か過去の世界で戦う歴史を繰り返していたのか?冒頭だと遥か未来のグルヴェイグの居城で決戦を迎える話だった。最初のムービーは一体いつの描写だったのか
- 推測:OPは過去に救えなかった世界線の描写と考えるのが自然だが、13章の未来の居城ではなく、遥か過去の世界である。もし、別の世界が滅びた世界線で、滅び方が毎回異なると仮定すると、未来で倒される世界線、過去で倒される世界線で世界線ごとに滅び方が異なるのは筋が通る。しかし、ニョルズやグルヴェイグは時は定められていると度々話している。その発言とは矛盾してしまう。未来の居城で滅びる描写はセイズが見せた未来である。セイズが見せた未来は遥か未来の居城だったが、最終的に世界が滅びる場所が遥か過去の世界だったというのがすべての世界線にあてはまる流れだった可能性もある。しかし、分からないことが1つ。セイズは無限の力を得たブレイザブリクによって黄金の蛇から解き放たれた。これはこれまでの世界線にはない事象である。しかし、遥か過去でもしグルヴェイグに負ければ円環は止まらなかった訳である。もし、そうなっているなら、円環の中で滅びた世界線が完全に同じ流れではなかったことになる。ただし、ここでのグルヴェイグの発言ははったりで、もうグルヴェイグに勝ち目はなく、円環は実質的に終わっていたのかもしれない。また、グルヴェイグがセイズに自死を止めさせたことからも、円環の中で滅びた世界線が完全に同じ流れではなかったと推測できる。それらを踏まえると、結局、遥か未来で世界が滅びた世界線も存在するし、遥か過去で世界が滅びた世界線も存在することになる。よって、これは過去にここまで辿り着いた世界線であると言える。しかし、そうであれば、OPとED映像の途中まで粒子レベルまで完全に一致しているのは不自然である。円環は完全に一致しない世界線なのに、映像は途中まで完全に一致しているのだから、そんな偶然完全に一致している世界線が存在するのは不思議に感じる。
- また、最初のムービーでアンナとシャロンがいないのは、冒頭の予知夢でアンナとシャロンが最初に消されたからだと思っていたが、エンディングムービーでもいなかった。しかし、シナリオ上は一緒に戦っていたはず。エンディングムービーでもいなかったのはなぜ?オープニングムービーとストーリー13章の話は実は関係ない?だとしたらオープニングムービーは何の描写なのかが分からない
- 少なくとも1章ではいたはずなので、たまたま映像に映っていなかっただけと考えるしかない...
- ブレイザブリクが光ってないのは一度セイズに力を放つと光が消える仕様なの?
- もしそうだとしたら、これまでの無限の歴史で力を授かったけど、一度も使わずに温存したことになってしまう。ネルトゥスがブレイザブリクのループや例外エクラの存在に気づいて、次の世界線に黄金の蛇の討伐を託したとか?
1章「黄金の魔女グルヴェイグ」
未来と現在
- 決着をつけるためにグルヴェイグによって遥か過去に招かれるセイズら
- 戦う以外に方法はないかと問うセイズに、方法はない、世界を滅ぼす黄金の蛇は自分自身さえ止められないと返答するグルヴェイグ
- 望みは何もない、生きることも、死ぬことも。ただ、黄金の蛇の呪いだけがこの身を動かしている
- グルヴェイグに勝利し、グルヴェイグは消えるが、まだ終わりではない、このままとどめをさせば終わると告げるネルトゥス
円環の追憶
- グルヴェイグ「エクラ..私は幼い頃、あなたと出会った。独りぼっちだった私にとって、あなたはとても大切な人だった。私がはじめて好きになった人だった...時は残酷。私はもう、あなたを殺したくない。だから...どうか、私を殺して。円環を断ち切って...」
過去と現在と未来と
- グルヴェイグ「セイズ、今のあなたはもう、私とは別の今を歩んでいる。あなたはもう、黄金の魔女と化すことはできない。けれど私は...あなたとは違う。あなたがやるべきことはわかっているはず...私は黄金の魔女グルヴェイグ、世界を滅ぼすもの...」
- セイズらはグルヴェイグを倒す
- グルヴェイグ「円環は...断ち切られた...グルヴェイグは...黄金の蛇は...これで...」「なぜ...そんな顔を...?喜べばいい。あなたは救われたのだから...」
- セイズ「...私は救われました。けれど、あなたは...私とあなたは同じなのに...あなただけが...こんな...教えてください。せめて、あなたのために...私は何をすればいいですか?」
- グルヴェイグ「私を憐れむというのなら...私のために何かしたいのなら...セイズ...私は...あなたが生きることを望む。あなたが私ではなくとも...それでも...エクラと共にあなたが生きることを願う。それが、私の望み...」
- セイズ「...グルヴェイグ...」
- グルヴェイグ「時は残酷...けれど、あなたとエクラは私の救い...さようなら...エクラ...」
- ネルトゥス「愛しい人の子たちよ。これで、すべて終わったわ。あなたたちの世界は救われた。黄金の魔女の死によって...」
- 現在の世界のヴァナへの門前に戻るヴァイス・ブレイブら一行
- シャロン「ここは...あ、ヴァナに通じる門です!」
- アンナ「やっとアスク王国に戻ってきたわね。ずいぶん長い任務だったけど...周囲の様子は、女神セイズに導かれて、ヴァナの門に入った時のままね。」
- シャロン「あの時の、すぐ後の時間なんですね。なんだか不思議です。光の国ヴァナに行って、過去に行って、戻ってきて、また過去に行って、また戻って...」
- アルフォンス「エクラ...未来は変わった。君と女神セイズが見た滅亡の未来はもう起こらない。僕は...黄金の魔女グルヴェイグを討ったことに後悔はない。アスクの人々の平和のためなら、たとえ誰かを犠牲にすることも僕はためらわない。...でも、つい考えてしまうんだ。他にもっと良い未来があったのだろうか...と。何度、時をやり直しても、すべての人が最高の幸せになるような都合の良い未来はあり得ない。人はきっと、永遠に望み続ける...今、ここにない別の未来を、だから、僕は...この今を生きる。それが未来へ続く道だと信じるよ。」
- セイズの心の中
- クワシル「私は不思議なのです。私は...死んだのです。息絶えたのです。なのに...ここは、どこなのでしょう?」
- グルヴェイグ「私は滅んだ。クワシル、あなたもまた。二度と生き返ることはない。なのに、ここは...」
- セイズ「グルヴェイグ、クワシル...ネルトゥス様が...力をお与えくださったのです。私たちは時を超える力を持つ...それで、あなたたちと共にいられると...」
- クワシル「私たちは...時を超えたのですか?」
- グルヴェイグ「けれどそれでは、私たちの肉体に宿る黄金の蛇は...」
- セイズ「肉体ではなく、心を。過去のクワシルの心は、未来の時間へ。未来のグルヴェイグの心は、過去の時間へ。そうしてここへ...現在の私のところへ。」
- クワシル「つまり、ここは」
- グルヴェイグ「セイズ...あなたの心の中...?」
- セイズ「はい。不思議な感覚ですが...でも、きっと慣れるでしょう。私たちはみんな、私なのですから。」
- グルヴェイグ「無謀なことを。あなたの心が崩れ去るかもしれない...」
- セイズ「覚悟はしています。でも、それよりも、私は...あなたたちと一緒にいたい。もっといろんな話をしたい...そう思ったのです。」
- クワシル「セイズ...あ、それなら...私...いっぱい聞きたいことがあるのです。私が女神として、すべてを捧げる相手は...やっぱりあの人なのですか?」
- セイズ「え?そ、それは...み、未来のあなたから答えていただけますか?」
- グルヴェイグ「なぜ私に...?」
- セイズ「そ、そういえば私もあなた方に聞きたいことがあるのです。私は昔の記憶がありません。ですから、その頃のことを...」
- クワシル「私はもちろん知っているのです。ですから、教えてあげるのです。あ、でも、私は一部の記憶を失っていますから...あなたが詳しいのです。」
- グルヴェイグ「なぜ私に...?...穏やかで、戸惑ってしまう。こんな会話なんて、永く行っていなかったのに...」
- セイズ「これから、三人でいっぱいいろんなことを話しましょう。時間は、たくさんあるのですから...」
<疑問>
未解決
- 円環が断ち切られた後、ヴァナに入った時間に戻ったということは、ニョルズやヘイズは生きてる?違う世界線?同じ世界線で歴史改変がされた?歴史改変されたなら、なぜヴァイス・ブレイブらには円環を断ち切るまでの記憶がある?ヴァナにたどり着くまでにグルヴェイグに殺された人たちは復活してる?
- 語られていないので不明
- セイズの心に宿ったグルヴェイグとクワシルは自分が死んだことを自覚していることから、セイズらが倒したクワシルとグルヴェイグの個体だと思われる。体が滅んだのに心は生きていた?魂?どういう原理で死んだ彼女らの心が現在のセイズの心の中にやってきた?特にグルヴェイグは跡形もなく消滅していた。心だけがその状態で存在できてたのがよく分からない。
- 推測:クワシル、グルヴェイグが死んだ後、彼女らの魂のようなものは元の世界線に戻っていて、その魂が、ネルトゥスの力によって現在の世界に呼び戻されたと解釈するしか
- セイズの心の中に送られたグルヴェイグに黄金の蛇がくっついてるのはなぜか?
- 推測:あくまでセイズの心の中の描写なので、本来は形がないが、映像では、セイズから見たグルヴェイグの形状がそのまま投影されていると解釈できる。まぁ演出的にはここで黄金の蛇がいない方が幸せな感じがしていい気がするが、中間ムービーで似たようなシーンがあったので(セイズが黄金の魔女になる世界線の心の中?)、そこと合わせるために黄金の蛇を用意したのかもしれない。合わせる必要性はよく分からないが
その他の情報
アプリアイコン
第7部はゲームアイコンがグルヴェイグになっている。
第1部のヴェロニカを除けば、今までのアイコンは各部で最初に召喚師の味方となるヒロイン的な位置づけのキャラクターだった。
第1部で敵対勢力のキャラクターがアイコンになった例があるので、第7部が例外とは言えないが、第2部以降の流れで言うならば、セイズがアイコンになるのが自然。もしかしたら、グルヴェイグの正体に関係している可能性がある。
追記: 4章で未来のグルヴェイグは現在のセイズだったことが判明した。アプリアイコンはグルヴェイグがセイズである伏線だったと考えられる。
新イベント「時を戻す、黄金の魔女」紹介(フェーちゃんねる 2023.4.21)
新イベント「時を戻す、黄金の魔女」の紹介ではグルヴェイグのイラストと共に以下のテキストが表示された。
…ここは 、どこでもない世界…
時の矛盾そのものである私と同じ。
存在しないはずの私の世界…
この世界の時は揺らいでいる。
過去へ、未来へ…
グルヴェイグの存在自体が時の矛盾であり、本来は存在しなかった存在だったと解釈することもできる。
2023年の戦渦の連戦サイドストーリーは第4部
2023年夏に始まる戦渦の連戦のサイドストーリーは第4部になる。開花英雄も4部から実装されることになると思われる。今まで通りの流れでいけばその部のヒロインであるピアニーが開花英雄になるが、フレイヤやフロージが開花バージョンとして登場する可能性もある。
第7部はフレイヤやフロージの親族であるニョルズやネルトゥスが登場しているので、この第4部のストーリーと第7部のメインストーリーが関連する可能性がある。
フレイヤはネルトゥスの叔母であり、ニョルズはネルトゥスの兄であるとストーリー中で説明があるが、ニョルズとフレイヤの関係は伏せられたまま。ニョルズの娘がフレイヤの可能性もあり、兄を溺愛するに至ったその生い立ちや4部での死が7部ストーリーに関連している可能性もある。
登場人物
グルヴェイグ
時――
この世のすべては時の支配下。
生まれ、育ち、死ぬ。
時の流れは絶対。
誰も抜け出すことはできない。
私以外は――
未来で、世界を滅亡の淵に追いやった魔女。時を操る力を持ち、未来を自分の望むように変える。遥か未来に居城がある。世界の全てを滅ぼす存在。アスク王国とエンブラ帝国の国境に忽然と現れ、その日から数えきれないほどの犠牲者を出し、大陸のほぼすべてを消し去っていった。嘆く時間さえ与えずに人々を消し去る。 大陸すべてが滅ぶ時のために黄金の魔女が存在するという。
肉体が傷ついても、肉体だけの時間を戻して傷を回復することができる。相手を消し去る時も生まれる前の時間まで時を戻して消し去る。永遠に近い歳月を重ね、 無限の力を得ており、完全体となったグルヴェイグを討つことは不可能。
未来のグルヴェイグは現在のミズガルズやヴァナに尖兵を送り込み、自らも時を越えて現れる。
4章でセイズが未来のグルヴェイグとなることが明かされる。
10章までのストーリーで、ニョルズの光の力によりヘイズの中で育った黄金の蛇が、セイズの中へ移ることにより、やがてセイズがグルヴェイグとなることが分かる。
グルヴェイグの外見的特徴
グルヴェイグはニョルズらとは違い、一角獣のような角が生え、おでこには宝石のようなものが埋まっている。立ち絵の顔の傾き、髪型や顔のパーツの位置、体格はフレイヤにも似ているし、セイズやヘイズとも似ている。
グルヴェイグの周りにいる蛇は8匹で、映像からだと背中やお尻付近から生えているように見える。
最終章、セイズの力によって背中の黄金の蛇が消えたグルヴェイグ。
セイズ
光の国ヴァナの女神。希望の女神。未来を変えるために召喚師に神託を授けた。方向音痴。人間らしいふるまいは女神にとってはしたないことであり、崇高なる光 の女神たらねばならないとニョルズに教えられており、女神らしくふるまえないことを度々恥じる。幼い頃、召喚師に似た大切な人に会った記憶がある。
食事を取らなくても生きられるが、人の子の厚意を無下にしないよう一緒に食事をする。
ニョルズからヴァナの繁栄のために子孫を作る使命を命じられており、召喚師に女神の契りを交わすことを申し出る。
4章でクワシルが記憶を封じてセイズとなり、セイズがグルヴェイグとなることが明かされる。
ヘイズ
ヴァナの女神の一人。セイズの妹のような存在(ストーリー中では姉妹のように描かれているが、7部が始まる時のキャラクター紹介では妹のような存在と説明があり、本当の妹ではない)。ニョルズによると、グルヴェイグに黄金の魔女の呪いをかけられており、左半身に呪いの痕跡が多く見られる。このまま だと長くは持たない。少しでも長くセイズと一緒にいたいと思っている。もし自分に何かあった時にセイズが悲しむのを辛いと思っている。
4章で、ヘイズはセイズと召喚師が女神の契りを交わして生まれた子供であることが判明する。そして、ヘイズはグルヴェイグがミズガルズを消滅させた後に生まれる。グルヴェイグによって過去に送り込まれ、過去のセイズと姉妹として過ごすよう仕向けられる。
9章で呪いが進行し、ヘイズは黄金の蛇となってしまう。ニョルズの指示でヘイズはセイズの手により討たれることになる。この戦いでヘイズの中で育った黄金の蛇はヘイズの中へ入り込む。
頭上のシャボン玉
ヘイズの頭上にはシャボン玉のようなものが浮遊している。オープニング映像ではシャボン玉が時を表現するような演出がされていた。ヘイズにも時に関する特別な力があることを象徴しているのかもしれない。
左半身に見られる呪いの痕跡
ヘイズは左目や左半身にグルヴェイグと同じような黄金色に染まっている部分がある。また、左腕や左ももに包帯を巻いている。これらは黄金の魔女の呪いの影響によるものだと思われる。なぜなら、ヘイズが黄金の蛇になる直前に両目が黄金色になり、全身に黄金模様が広がっているため。
ニョルズ
光の国ヴァナの国の王。神々の王。すべての海を統べる海の神。ヴァナの果ての果て、海のさざ波の一つ一つまですべてが見える。
ネルトゥスとは考え方が正反対。
クワシルによって未来を変えられている。
9章で今までセイズがやってきたことは全てセイズをグルヴェイグにするためのニョルズの企てだったと語る。このいかにも悪人のような表情から、何かまっとうな目的があるとは思えない。
10章で、抗えぬ自身の老い、力の衰えへの恐怖と、地に増え続ける人間が神に代わるのではないかという恐怖から、いっそおこと世界を消し去ろうとしていた目論見があったことが本人の口から明かされる。
ネルトゥス
地の女神。ニョルズの妹。フロージ、フレイヤの叔母。動物も人間も、地上に生きるすべての生き物を愛している。ヴァナの大地の神殿に隠れ住む。アルフォンスらをかわいい人間だと言い、特にシャロンがお気に入りの様子。ニョルズに比肩する力を持つ。
ニョルズに『土』を盗まれたため、ニョルズから『櫂』を盗み出した。過去に、未来から来たシャロンやアルフォンスと会っている。
また、LV40台詞では過去か未来に召喚師の神器に力を与えると話す。
無限に繰り返される円環の中で、召喚師のブレイザブリクに大地の力を与えてきた。無限にループするブレイザブリクはネルトゥスの力を蓄積し、セイズの中の黄金の蛇を討ち滅ぼすことができるほどになった。
後半、ネルトゥスの助言や、ネルトゥスの力により、物語は一気に黄金の蛇討伐へと向かう。ネルトゥスがなぜこんなにも黄金の蛇に詳しいのかは語られていない。
また、ネルトゥスの力によって、倒したクワシル、グルヴェイグの心がセイズの心の中に宿った。大地の女神の力にそのような力があることについては何も語られていない。
クワシル
光の女神の一人。谷で一人で暮らす。なぜか数百年後のシャロンがヘイズに話した教えを知っている。召喚師を助けて世話をしているとき、召喚師の話やアスク王国の仲間の話に興味を持ち、何度も聞きたがる。
セイズに初めて会った時、自分が未来に黄金の魔女グルヴェイグとなると告げ、敵意を向ける。グルヴェイグとなるために何らかの使命を果たす必要があるらしい。
その使命は記憶を封じてセイズとなることだった。
外見がセイズ、召喚師に似ている
クワシルの外見は、セイズとエクラを足して2で割ったような外見をしている。フードや髪色などに特徴が見られるが、クワシルの目が片方隠れているのも、召喚師が両目隠れているのと、セイズが両目見えているというのを足して2で割って片目だけ隠れていると見ることもできる。
=( | + | ) ÷ 2 |
登場時はセイズと召喚師の子供がクワシルではないかと話題になったが、実はクワシルがセイズ本人だったことが4章で判明する。
クワシルの衣装が召喚師に似ているのは、セイズが女神の契りを交わした召喚師の影響を受けている可能性がある。
また、クワシルが初めて好きになった人が召喚師だったことが最終章で語られている。
登場人物の外見的特徴の共通点
ニョルズの親族の外見的共通点
ニョルズの親族は全員ヤギの角が生えている。
ヴァナの女神の外見的共通点
それぞれ形は違うが、頭上に浮遊物があり、おでこ付近に宝石がある。ヘイズのみ、おでこに宝石が埋め込まれているように見えるが、装飾品なのか埋め込まれているのかは不明。
グルヴェイグにも頭上後方に浮遊物がある。
また、グルヴェイグのおでこにも宝石のようなものがある。グルヴェイグは過去に女神であったが、これらが女神の特徴を受け継いだものなのか、グルヴェイグの特徴が女神に受け継がれたのかは不明。
また、女神は腕に宝石のようなものが埋め込まれた装飾品をつけている。グルヴェイグにはない。
その他にもクワシル、セイズの武器には布が結びつけてあるが、完全体グルヴェイグにはない。
ニョルズの衣装に一角獣の装飾がある
ニョルズの衣装の左肩に一角獣(ユニコーン)の装飾がある。
9章でニョルズがセイズをグルヴェイグにすることに加担していたことが判明したので、この装飾がグルヴェイグと何らかの関係があった可能性がある。
地名
光の国ヴァナ
光の神々の国。ニョルズが王として治める。アスクやエンブラのあるミズガルズとは異なる世界。
日差しの丘
アスク王国から光の国ヴァナへの門に向かう途中に通る小高い丘。
金糸の川
ヴァナにある川。この川のほとりでヘイズが魔女のしもべに襲われていた。
大地の神殿
ヴァナの国にあるネルトゥスの隠れ住む神殿。
光の神殿(ヴァナの神殿)
ヴァナの国にある光の儀を執り行う際に利用する神殿。
用語
時の扉
ヴァイス・ブレイヴは時の扉を越えて遥か未来のグルヴェイグの居城にやってきた。時の扉を越えると記憶が失われることがある。
女神の神託
女神が人に神託を授けるのは、その人間に身も心もすべてを捧げるのと同じこと。
【櫂】
ニョルズの光の力の源。
【土】
ネルトゥスの大地の力の源。一度だけ黄金の蛇に抗う力を授けることができる。
光の儀
光の儀を行う事で、現在の時間のどこかにいるはずの魔女を見つけることができる。ニョルズの光の力が必要。儀式ではセイズが以下の台詞を言う。
――光よ。
――金色の輝きよ。
――時をもたらすものよ。
――我が身に宿れ。
――彼の魔女を示せ。
女神の契り
人間と女神の契りを行うことで子を成すことができる。肉の交わりではなく、心を交える儀式のようなもの。手は重ねるらしい。女神の契りを行うと、数年後、 ヴァナの地のどこかで、光と共に新たな神として子が生まれる。
光の力
光は時、時は光。この力によって時間を移動できる。光の力を使う者に掴まっていれば一緒に移動できる。
ニョルズがヘイズに注いだ光の力は黄金の蛇を育てる性質があった。しかし、ネルトゥスが【土】によって一度だけ授けられる光の力は黄金の蛇に抗う性質があった。ネルトゥス自身が光の力と言いつつ、セイズに宿った大地の力と発言しており、光の力なのか大地の力なのか、それらが同一のものなのかは不明だが、光の力はネルトゥス、ニョルズの異なる力の同一カテゴリー名と考えることはできる。
大地の力
ネルトゥスが【土】によってセイズに授けた力。大地の女神の力とも呼ばれる。黄金の蛇に抗う性質を持つ。ただし、無限の力を得た黄金の蛇を、そのままの大地の力では倒すことはできない。ストーリー中では、黄金の蛇と一緒に円環を繰り返し無限の大地の力を得たブレイザブリクを、これまで繰り返した歴史の中の召喚師とは異なる例外的な召喚師がセイズに放つことで、セイズに女神の力が宿り、セイズの中の黄金の蛇を倒す事ができた。
ネルトゥスがこの力の事を「光の力」と言っているセリフもあるため、大地の力と光の力は同一である可能性もある。ただし、ニョルズの光の力は黄金の蛇を育てる真逆の性質があるため、ニョルズの光の力とは異なる力であると考えると、光の力はこれらの力のカテゴリー名と考えることができる。
黄金の魔女の呪い
ヘイズがグルヴェイグにかけられているという呪い。体に蛇が絡みつき、やがて命を奪う。蛇が這うと気絶するほどの苦しみがある。
前半ではニョルズの光の力でも浄化できず、黄金の魔女を倒すしか助かる方法がないとニョルズが話しているが、これは嘘で、ニョルズの光の力は黄金の蛇を育てるために注がれていた。
黄金の蛇
黄金の魔女の元凶。円環が、黄金の蛇の力の源。クワシルからセイズ、そしてグルヴェイグ、この時の流れの間、儀式によって黄金の蛇は力を得る。そしてグルヴェイグは若返り、クワシルとなって過去へ飛び、クワシルからセイズ、そしてグルヴェイグ、また時は流れ、儀式によって黄金の蛇はまた力を得る。何度も何度も繰り返され、得た力は何重にも何重にも重なって、黄金の蛇は無限の力を得る。
ネルトゥスが【土】によって一度だけ授けられる光の力で黄金の蛇に抗うことができるが、円環によって無限に得た力には勝てない。ブレイザブリクも円環を回ることにより、無限の力を得ることで、セイズに大地の力を宿し、セイズの中の黄金の蛇は滅んだ。
クワシル、グルヴェイグにはこの力を宿すことができないため、彼女らの中の黄金の蛇は、彼女らを討つことでしか倒す事はできない。
コメント(2 件)
2(管理人) 2023-11-14 06:59 拝見させていただきました。グルヴェイグが世界を滅ぼそうとする動機としてとても腑に落ちる考察ですね。7部は最終章を前にして未だに解決していない疑問点が多すぎて不安ではあるんですが、これが最後に少しでも紐解かれてほしいところです。もうすぐ解禁される最終章、一体どんな結末を迎えるのか楽しみですね。 |
1(ID: 2016973623) 2023-11-13 14:43 https://x.com/matoimangekyo/status/1723670261235597375?s=46&t=u8JeHJTzuwxBlW7q0l_mug |